迷わず選ぶ

　骨董市で

以前、骨董市で素敵なアメリカ人のおじさんを見ました。

背が高くてそれだけでも目立つその人は真っ赤なテンガロンハットに着物の生地でリメイクしたど派手なジャンパーとジーンズ姿でした。

ど派手な和柄ウェスタンをどうどうと着こすアメリカ人のおじさんに、周りの人も「かっこいいね。」と声をかけていました。

そのファッションもかっこいいですが、私が感心したのは着物の買い方です。（笑）

その人は自分でリメイクするのか着物を見ていました。するとあっという間に迷わず選び買っていました。自分の感性と直感に忠実でいるというのは、こういうことだと思いました。（笑）

日本人は着物の丈や生地の状態などチェックしまくり、悩みながら選びます。いろいろ細かいところに目が届く日本人の良さはありますが、そのアメリカ人のおじさんの選び方はとても自由で楽しそうでした。