蒼穹舎の大田さん
学生時代から最近の作品を持ち、待ち合わせに指定された喫茶店へ行きました。
お互いそれまで面識はなく簡単な自己紹介をすると、学生時代に学校帰りによく立ち寄ったMoleにいた人と知りました。
(Moleは四谷にあった、1階が写真集専門店で2階は写真ギャラリー。)
作品を凄い勢いで次々見ていきながら、次々とダメ出しの嵐。(笑)
今でこそ笑えますが、言葉が矢のようにピューン、ピューンと飛んできて、何十本も体に突き刺さったような気分でした。
「森山さんみたいだから駄目。」「プリントの焼き下手。」「写真の並びが違う。」挙句には「白黒写真はやめて、カラーにしたら?」と言われました。
今の大田さんは言葉が丸くなりましたが、この頃は手加減無しのズバッとストレートでした。
森山さんの「写真を見る目を信頼している人」という言葉が無かったら、灰になっていました。(笑)
灰になりそうな私に、Moleでしていた写真集専門店をプレイスMで再開するから、何かあったらまた来たらいいと声をかけてくれました。
(プレイスMが今のニエプスにあった時の話です。)
自分の作品をどうしていけばいいのか知るには、まだ時間がかかりそうです。