森山先生。
写真新世紀の佳作になった作品と落ちた作品を持って、森山さんの家に伺いました。
いつも森山さんはどんな作品でも丁寧に見てくださいます。
静かに丁寧に作品を見ている森山さんに緊張しながら、言葉を待ちます。
森山さん 「できるのなら写真集を作ると良いんだけどね。」
私 「それができたらいいのですが、写真は続けたいけど、このままでいいのか?何をどうしたらよいのか分からない状態で、今の私にはとてもハードルが高いです。」
しばらく考えてから、森山さん 「一度、ちゃんと写真を見れる人に見てもらうのもいいだろう。写真を見る目に関して、信頼している人がいるから会ってみる?もちろん会うか会わないかは小原君が決めなさい。」
しばらく考えて、私 「会ってみたいです。」
森山さん 「連絡先を教えるから。」
森山さんから頂いたメモには、[蒼穹舎 大田通貴]と書いてありました。