11/9のブログの美談とは?の続き。
そんなある日、以前から知っていた方から、「私が出版費用を出すから写真集を出しなさい。あなたになら出してもいいわ。」と声をかけて頂きました。
突然の申し出に驚いたのですが、いい加減なことをいう方ではないと知っていたので、お気持ちに素直に甘えることにしました。
その方にご迷惑が掛からないように詳しく経緯は周囲に言ってなかったので、私が女性だから「お金を出すなんて相手は男だろう。」と言われたりしました。実際は70代の女性の方です。
なぜご迷惑にならないように伏せていたのかですが、実はその方は以前、私と同じように写真集の出版費用を出した方いました。
自分が気に入った作家の支援をしたい思いでしたことですが、いろんな方からの「自分の作品を写真集にしてください。」といった売り込みが増えたり、出版した写真集の事でトラブルがあり、疲れてしまいました。
こんなことなら手を差し出さなけいほうがいいと、次に支援を考えていた写真家に声をかけるのをやめたそうです。
最近知ったことですが、次は私に声をかけるつもりでいたそうです。
それが7年ほど前のできごとでした。
次のブログに続く。