11/9のブログの美談とは?
ご本人の許可を頂き、トークイベントで紹介することができたので、ここでも少しですが紹介します。
出版不況といわれますが、特に写真集は売れにくいジャンルで、よほど有名な作家か無名でも話題性があるとか、すぐに売れる内容でないと、なかなか出版には至りません。
どんなに作品が素晴らしくても、売れるとは別の話で、未だに出版されない名作も沢山あるのです。
私のようなまだ世間的に無名で、話題性もなく、すぐに売れる内容ではない作品は自己出版になってしまいます。
自己出版するには紙やサイズ、部数によって価格が違いますが、ちゃんとした写真集となるとかなりの金額になります。
自分の作品を作り発表しながらだと、そのような大金はなかなか貯りません。
無名の作家さんは、一生に一冊出せるか出せないか、なんとか二冊目、上手くいって三冊目と、そのような状況で活動しています。
無名でも家が裕福であるとか、写真以外の事業をしているとかで、短い期間に何冊も出している方もいらっしゃいますが、大抵の作家さんは何年もかけて一冊の写真集を出していきます。
私もいつか自分の写真集を出したいと思いつつ年月は過ぎていきました。
次のブログに続く。