母1人子2人の自宅療養・コロナウィルスに感染した話

母1人子2人の自宅療養・コロナウィルスに感染した話

訳あって3人で暮らす母、娘、息子。
そこにコロナウィルスが入り込んできた話。
家庭内感染、自宅療養、職場復帰、いろいろありました。

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コロナに感染後、2か月弱たったころ

ワクチンを接種しました。

 

接種券など必要書類に加え

コロナ感染から明けた証明書も持っていきました。

問診票に1か月以内に病気にかかりましたか?

という欄があって

1か月は過ぎたけれど、コロナに感染したことを言わずに

受けていいのか悩んだからです。

 

病院でコロナに感染したことを伝えると

少し身構える看護師さん。

けれど、証明書を見せると安心した表情に

変わっていきました。

 

そこからは流れ作業であっという間に

各自個室に通され、先生がくるのを待ちました。

先生が来て、名前を確認され、質問ありますか?

というので

コロナに感染し、注射を受ける際の注意があれば知りたいです。

と伝えました。

 

先生は、

基本は2回接種することを推奨されていること。

一度、感染しているので今日が実質2回目の効果があること。

もし、副反応がひどい場合は2回目の接種をどうするかは

相談してほしいこと。

(40℃が4日とか続くようなら…。と言われました)

副反応がそんなにひどくなければ2回目を普通に受けた方がいいこと。

私があなたの立場なら打つよ。とも言ってくれました。

 

キチンと説明してもらったおかげで覚悟がしっかりと決まった気分でした。

最後に、

「お子さんから移ったんだってね。

それは仕方ないよ~。ちゃんとお子さんの看病してたってことだと

思って、自分の事責めちゃいけないよ。」

と言われ、涙が出そうになりました。

 

この言葉は弱り切っていて人が怖くなっていた自分にとって

救われた言葉でした。

私はきっとずっと誰かに

「あなたのせいじゃない」

そう言ってもらいたかったんだな。と思いました。

 

勿論、娘のせいだなんて思っていないけど、

親の私も人間で、逃げ出したい気持ちと戦っていたのです。

 

注射はホントに一瞬で痛みもほとんどありませんでした。

(インフルのほうが痛いと思う)

でも、終わったという安心感で緊張が解けたせいか

急に血の気が引き、フラフラする状態に。

すぐに看護師さんが気が付いてくれて

横にならせてくれました。

一気にバタバタする病院内。

血圧を測られ、酸素飽和度を測られ。

しばらくすると、自分でも血が通い始めたのが分かり

恐ろしく冷たくなっていた手先が温かくなり、

元気が戻ってきました。

 

結局はアナフィラキシーではなく

血管迷走神経反射でした。

私は初めて体験しましたが、

やはり、いつもとは違いとても緊張して

コロナに対してストレスがあったんだな。と。

 

その後はすっかり体調も戻り、

普通の人よりは休憩時間が長くはなりましたが

元気に帰宅しました。