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節分おばけ2015

京都精華大学人文学部真下ゼミのプロジェクト
節分おばけ 2月1・2・3・4日の運営、広報ブログ

 こんにちは、プロジェクト演習おばけ電車班です。本日は、貴船の恋伝説について簡単にですが説明したいと思います。
 
平安時代中期、中将定平という色好みの貴公子が居ました。彼は、都の美女を品定めするが心にかなうものがおらず、ある時扇の絵のモチーフの女性を見て、この女性に心奪われてしまいます。扇の持ち主に聞けば、この女性は鞍馬の岩屋に住む鬼の国の大王の姫君であると言います。
 中将は、会いたい一心で鞍馬山に篭り祈願すると毘沙門天の導きにより、姫君と対面を果たします。姫君は中将の切なる願いを受け入れ鬼の国へ伴い契ります。しかし、人間と交わることを禁止していた鬼の国では、人間と交わった鬼は鬼王の餌食となるのが習わしでした。姫は別れに際して自分が身につけていた縹の紐をちぎって中将に渡しました。
 姫君があやめられてから間もなく、中将の叔母が蓮台野で生まれてすぐの女の子を拾いこれを中将邸に連れ帰りました。女の子は不思議なことに左手を握ったままで、中将家で育てられました。やがてこの子が十三の年の春、握っていた左手を開きました。すると手の中から、鬼姫の形見の縹の紐が出てきたのです。その拾い子は、鬼姫の生まれ変わりであったというのです。二人は再び契りを交わし長寿を全うしました。その後に貴船の大明神として崇められたといいます。

 当日は、おばけ電車に姫や鬼に扮した人達による朗読劇を行います。皆さんぜひ来てください。それでは本日はこれで失礼させて頂きます。