赤湯温泉 山形座瀧波 宿泊記 雲海ツアーと朝食・チェックアウト | 名古屋発グルメ旅行日記

名古屋発グルメ旅行日記

美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

 

みなさま〜〜〜。

是非とも紹介したかったのがこれでございます!!!

 

宿の雲海ツアーに申し込んでいたのですが、最高の気候条件に恵まれまして。

最高のお天気、最高のガイド、最高のお仲間でツアーを楽しんで参りました。

 

では、出発の風景から。

瀧波の玄関ではホテルの方が準備を手伝ってくれましてね。

薄着のお客さんにはパーカーを。

濡れそうな靴の方には長靴を用意してくれます。

 

 

ガイドをして下さるのは、前社長、現顧問の須藤清市様。

この方が素晴らしい!!!

お名刺も頂きましたが、この方に赤湯を案内してもらいたくて再訪をするつもりでいます。

 

 

演出がね。

いいんですよ。開門の儀式です。

選ばれたお客様が「開門!」の言葉でオープン!

 

 

 

門の外はすごい霧。

昨日のこの辺りの気温は20度、朝の気温は3度。

天候は晴れ。

最高の条件らしいです。

 

朝6時30分出発でしたが、山の上の気象条件を考え、須藤様が登っていく時間を赤湯をガイドしながら調整されるんです。

神業です。

 

時間調整ということで、赤湯の街を車窓から色々と見学させて頂きました。

結城豊太郎氏は赤湯出身の第15代日銀総裁。大蔵大臣もされていた方。

とても立派な方だったようで記念館が立てられているのですが、その記念館の門が、薩摩藩江戸屋敷の門を移築したもの。

結城豊太郎氏は人材育成に熱心だった方で、「このような門を赤湯の若者たちがくぐって育てば、志を高く抱くものが出るだろう」って。

西郷どんを観られている方。

よく出てくる門の本物はここです。

 

赤湯の歴史を説明してもらいながら、途中、有名なラーメン屋さん(龍上海赤湯本店・辛味噌ラーメン)やワイナリー、漬物のお店など紹介してもらい(あ、蕎麦屋の大将です。なんて言って偶然お会いした近所の方に手を振りながら)、烏帽子山公園へ。

 

この公園一帯は千本桜が植えられているんですって。

日本さくら名所100選に入ってるそう。

奈良へ行くより簡単かも?と思っちゃいました。

桜の種類はエドヒガン桜。

高遠と同じなのね。

 

 

烏帽子山公園を登っていくと立派な鳥居。

継ぎ目のない石の鳥居としては日本一。

〆縄もすごく大きい!

山の上には烏帽子山八幡宮があって、須藤様はこちらで結婚式をされたそう。

八幡宮の入り口には大きな狛犬が鎮座していたのですが、瀧波のご先祖様が寄贈されたもの。

「なんて大きなものを寄贈したんでしょうね」って。

ちなみに、瀧波は瀧蔵さんとお波さんというご夫婦が始められた旅館なので、瀧波。

 

烏帽子山公園には全国二代目桜公園というのもあって、有名な桜の二代目が800本くらい植えられているんですって。

これは「三春の滝桜の二代目」

 

 

赤湯の子供達は現在7百数十名。

一人一本桜の木を持っていてお世話をし、子供とともに桜も成長してく。

素敵すぎる・・・・・・。

 

それから伊達政宗。

今では「仙台の人」のようになってますが、米沢で生まれ、幼少期を赤湯のお寺で過ごされたそうです。

「山形の人です!」と強調されておりました(笑)

 

そろそろ山に向かいまする。

うちの田んぼ(瀧波の田んぼ)も、と言っておられましたが、置賜では有機栽培されているところが多い。

米の有機栽培というと、思い浮かぶのはDASH村だけど(笑)

 

 

この霧の向こうに「白竜湖」という湖があるのですが、底なし沼と説明を受けました。

霧の中で聞くとまるでホラー(笑)

最近は堆積のため消滅の危機とも言われているそうですが・・・・・。

 

 

山に登る説明も楽しくて。

やっぱり野生動物は絶対いるわけで。

危険な動物もいる。何がいると思います?と聞かれたので、「熊、鹿、イノシシ」くらいは答えられたのですが、あともう一つ!と。

答えは「猿」でした。

 

山の裾野はず〜〜〜っとぶどう畑になっているんですが、お猿さんは20匹くらいの集団でやってきてぶどうの木をゆさゆさと揺らして落としちゃうんですって。

しかも。

6月頃はデラウェアが採れる時期なんですが、その時期はお猿さん来ませんて。

何ですと?

デラウェアの時期を過ぎ、マスカット、巨峰など高級なぶどうを狙って来ると。

贅沢すぎるやろーーーー!!!

 

ということで、山に登る途中にはクレー射撃場。

この辺りの住民は銃持ってますから皆様ご注意を、なんて冗談言われたり(笑)

 

貴重な木を守るためのお話や、獣道を教えてもらったりしながら山を登ると、ある案内が。

「ここから悪路。注意!」

悪路ってね(笑)。

書いてあるし。

 

が、須藤様のドライビングテクニックはすごかった!

未舗装の道を信じられないテクニックでぐんぐん上がって行き、頂上へ。

 

 

この坂を歩いて上がると・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイドをして下さった須藤様もびっくりの絶景が広がっておりましたーーーーー!!!

 

出羽三山方面から朝日山方面。全方向バッチリ見えるのは滅多にないそうで。

 

感動して写真撮ってると、須藤様が何やら準備を・・・・

来る途中、何かあってもこれで3日は大丈夫!と連呼されていた「美味しいりんごジュースと温かいコーヒー」

 

 

 

やばいっしゅ〜爆  笑

 

各お客様に山の説明をして下さる須藤様。

 

 

 

 

写真撮影の腕もすごかった!

 

 

 

飛んで!!!と言われて撮って頂いた写真が冒頭のこれで。

 

 

逆光で!と言われて撮って頂いたのがこれ。

 

 

すごすぎる(笑)。

 

ちなみに、スマホのパノラマで撮るとこんな感じ。

宿に素敵な写真があったので真似してみましたが。

 

宿に飾ってあった雲海ツアーの素敵な写真は、須藤様の弟、現南社長が撮影されたもの。

自分で撮ってみたら下手だった(笑)

 

 

 

帰る途中、もう一つ下の展望台に寄って下さいました。

絶景。

 

 

気温が上がって来ると雲が動くんですよ、と言われ見てみると。

 

ほんとだ。

ぽこんぽこんて雲が上がって来る!

 

 

大満足のツアーでした!!!

 

宿に戻って朝食。

今度は南社長がノンアルコールの甘酒をサーブして下さいました。

美味しい。

正直、某酒蔵の有名な甘酒より美味しい。

 

 

赤い粒は梅干しじゃなくて、さくらんぼ漬け。

 

 

 

 

 

ライブで朝食を作って下さるのは、夕食の料理長から変わって「母ちゃん」になります。

 

ほんとにお母さんが作ってくれて、説明してくれて。

思わずまたまた長居しそうになりました。

 

お米はつや姫の新米でした。

 

 

漬物であえてある納豆が美味しかった!

 

 

いよいよ名残惜しいけどチェックアウトです。

 

 

 

ヤッショー

マカショ

シャンシャンシャンドキドキ

 

瀧波の冬のツアーは、「ろうそくの光が灯るかまくらで、赤湯辛みそラーメンをいただく。ここにしかない味。そして、ここにしかない景色を知る。」ですよ。

 

もう、行くしかないっしょ(笑)。

 

てかね。

瀧波の印象の全てを持っていった感のある「須藤様」笑。

 

もう一度お会いしたいので瀧波に行く。

そんなお宿でした。

 

 

さあ、ちょっと寄り道をして福島県へ向かいます。

素敵な方が待っていてくださいました!!!