渋いでしょう?
こちらが八ツ三館です。
とにかくお料理が美味しく、160年の歴史を持つ建物が素晴らしいということで、ずっと泊まりたかったのです。その割にお値段がリーズナブル、というのも魅力なんですよ。
お部屋、館内、料理、期待を裏切らない美しさだったので順次ご紹介したいと思います。
まず玄関を入りますと、こんな風になっておりましてね。
お正月飾りだったり、お雛様だったり。季節によって飾りが異なります。
最初に通して頂くのがこちらの応接室。
大正時代の雰囲気
秋なので、トンボが飾ってありました。こういう季節感が本当に素敵な宿なんです。
チェックインをしながら頂いた栗羊羹とお抹茶
さてこちらのお宿ですが、お部屋が3タイプあります。
一つは招月楼という明治38年に飛騨の匠により再建された商矢家造りのお部屋。
平成16年に国の有形文化財に指定されています。
もう一つが観月楼という京間10畳と前室、囲炉裏を配した和室のお部屋。こちらは招月楼よりも新しい和室となります。
そして私達が宿泊した光月楼。こちらは昭和29年築の数寄屋造りの建物を露天風呂付のお部屋にリニューアルしています。
お値段は光月楼が一番高いですが、夕食をつけずに観月楼の和室をチョイスすれば、な~んと4名で泊まれば一万円以下です!
露天風呂付スイートは3タイプあり、お部屋によって値段も造りも全く異なります。
有形文化財の招月楼に2人で泊って2食付き2万円ちょっとです。
一番広いスイートは127㎡もあって、露天風呂ついて夕食つけても一人4万円以下。
内容を考えるととても安いです。
というわけで、私達が泊まったのは光月楼の清華というお部屋。
昭和の数寄屋造りを改装したお部屋で、2階にあって、半露天風呂と足湯がついてます。
エレベーターがないので、脚の悪い方は無理なのが残念。
それから光月楼は6歳以下の子供さんは宿泊できません。
お部屋の入口と階段が近くて、酔っぱらってると落ちそうでちょっと怖かったなぁ(笑)
お部屋の広さは70㎡
入るとすぐに板の間があります。
お茶のお香が炊いてありましてね。入るとすぐにお茶の香りがしました。
まだ9月ですが、桜と紅葉が少しばかり色づいておりましてね。
春と秋は想像絶する美しさであろうと推察されます。
窓の外には川が流れ常にせせらぎが聞こえます。
囲炉裏の温もりで外を眺める時間は最高でしょうね。まだ暑いので火は入りませんでしたけども。
和室は何畳だったかな?10畳か12畳
階段の下にDVDがあって好きなものを借りてくることが出来るし、婦人画報もたくさん置いてあったので、暇潰しにはもってこいでした(笑)
板の間の向こうにトイレと水回りが。
ポットに氷水が入っているのですが、これがめちゃくちゃ美味しかった!
そのさらに先に板の間があり、さるぼぼが迎えてくれます。
洗面があり、左手に足湯
正面にヒノキの半露天風呂です。
24時間入ることが出来、とても気持ち良かったです。
が、残念ながら八ツ三館に温泉は湧いてませんのでね。地下水を沸かしています。
温泉に期待してくる宿ではないので、そこは知っておいた方が良いかと。
私、バスローブは絶対使いたいので、あって嬉しかった!
タオルはとても豊富で使い切れないほど置いてくれてます。大浴場には専用が置いてあるので、お部屋のものは最小限しか使ってません。
アメニティに特筆すべきものはありませんでしたが、小さな歯磨きコップが可愛かったなぁ。
確かにこれだけ小さくても事足りると知り、面白かったです。
囲炉裏にある小さな椅子はマッサージチェアになってまして、お尻から上のマッサージが出来ます。
お宿はエステも充実しているのですが、obakaneko、予想通り酔っ払っているので、行きたいと思いつつ結果的に断念致しましたー!
そして、貸切浴場もあるのですが。
別途料金がかかりますし、せっかくお部屋にお風呂がありますのでね。
obakanekohは利用しませんでした。
本当のところを言えば、池月という和洋室に泊まりたかったのですが、あいにく取れず。
やむなく清華・・・・ではありましたが。
素敵なお部屋で大満足でした~。
けど、やっぱり次に来るなら池月泊まりたいかな~(笑)
お次でobakaneko流、宿での過ごし方をご紹介しようかと。
飲んでますよ、ちゃっかり(笑)