テレビゲームに興味がない人…いや、
ゲームに興味があってもほとんどの人達には関係のない話。
昔セガはドリームキャストというゲーム機を販売していた。
セガ大好き人間だった当時の僕はもちろんドリームキャストを持っていた。
インターネットに接続できることに衝撃を覚え、
PS2の予約開始日に役立った記憶がある。
そのドリームキャストのキラーコンテンツの一つとして、
シェンムーというゲームが発売された。
このゲームのウリ文句は自由〔フリー〕。
開発費が巨額なことも宣伝文句として広告に載っていたのを記憶している。
発売日に購入してプレイした。
なんだか寒々しい色合いの街の中をウロウロしながら遊んだ記憶があり、
後半はフォークリフトでレースをした記憶もある。
むちゃくちゃ面白いゲームだったかというと、
それほどでもなく、
だからかシェンムーの売上げは開発費の回収が出来るほどのものではなかったようだ。
そこそこには面白いのだが、
シェンムーには何かが足りなかったのでは?と、
後に龍が如くをプレイして感じた。
毒気だ。
シェンムーはキャラもストーリーも真面目すぎて毒がなく、
主人公がガチガチ過ぎて魅力が薄かった。
龍が如くの桐生一馬に感じるような人を惹きつける魅力が、
シェンムーの主人公には感じなかったのが、
そのまま売上げに繋がったのではないだらうか?と今は思う。
後に発売されたシェンムー2なんて、
ほぼ一方通行に話が進み、
なんじゃこれ?ってな感じで終わった記憶がある。
もちろん後から3も発売されるんだろうな…と思っていたら、
セガがコケてしまいハードから撤退してしまい、
シェンムーというゲームのことは、
頭の隅へと追いやられていった。
追いやられはしたが、
時々頭の中に思い浮かぶ…
そして
二年くらい前に鈴木裕氏によりシェンムー3の開発がスタートするというニュースを見る。
開発費はキックスターターというものを使い、
一般から集めるという。
この手の集金方法は胡散臭くて好きではないけれど、
話に乗り金を出した。
普通ゲームを売りたいのなら、
期待を寄せる為に情報発信がマメにあっても良さそうなものだけど、
シェンムー3 についてはあまり開発情報が出てこない。
発売も来年に延期されたけれど、
たぶんまた延期されると読んでいる。
延期すると開発費や人件費など諸々の金が必要になってくる。
大資本の企業が作っているわけではないので大丈夫か?と思ってしまう。
そしてまだシェンムー3も発売されていないのに、
シェンムー4の話まであり、
開発者の夢だけが膨らんでいっているように見える。
いっそのこと龍が如くとコラボしたらどうか?
時は龍が如く6より少し前の話。
シェンムー3は中国を舞台にして、
4でシェンムーの主人公は神室町へと辿り着く。
蛇華の劉こそが主人公の父の仇ではあると突き止めたのだが、
既に劉は桐生一馬により倒されていた。
そしてシェンムーの主人公は劉を倒した桐生一馬と闘い負ける。
二人は師弟関係になり、
シェンムーの主人公は実家の道場を再開させる。
桐生一馬が死んだとされた後は、
後継者として龍が如く7の主人公に抜擢される…
なんてな。
と
ローソンのサンマおにぎりを食べながら考えてみた。
200円を超えたおにぎりのわりにはサンマが小さいのが残念。