次の日曜日はイースター。
毎年イースターの日は変わり、
今年は次の日曜日となっている。
イースターとは復活祭のこと。
何が復活したのか?…キリストとかいう人。
(正教会ではキリスト…いやハリストスは神であり人間であり王であると意味不明)
だからイースターとはキリスト教の祭。
クリスマスの日が後世に設定されたもののように、
イースターも後世に設定されたものだ。
キリスト教であるカトリックの日本における司教の数は30人以上、
司祭は300人以上…
一応キリスト教と謳っている正教会の司教みたいな人の数は…2人、だったっけ。
司祭は20数人…これでカトリックや他教派と張り合おう…いや、
教勢としては張り合うどころか相手にもなっていない。
他教派のイースターはどんなのか知らないが、
正教会のイースターはかつて居た所だから少しは知っている。
正教会ではイースターの2ヶ月前くらいから、
肉や乳製品などを食することを固く禁じられ、
また同じ肉という字が使われているからか、
肉欲…即ちセックスも禁止。
外食やよそで肉やチーズやバターなどが出されたり、
弁当に入っている場合、
熱狂的な信者は残すか捨て、
主に穀物や豆類を食べる。
昔の人ならいざ知らず、
今のようにあちこちに食べ物が溢れていると、
誘惑に負けそうになるらしい。
そういう熱狂的な信者の為にかどうか、
教会ではやたらと祈祷集会を開く。
要は祈って気を紛らわせなさいってわけだ。
正教会に疑念を抱いていた僕は、
そんなもんクソくらえやと普通に肉を食ってましたけどね。
そしてイースター…復活大祭当日は、
前日の夜に信者は集まり、
まずは十字行という行進を行い、
教会周辺を歩く…かなり恥ずかしかった記憶がある。
それが終われば祈祷開始。
『ハリストス死より復活し~死をもって死を滅ぼ~し~墓にあるものに命を賜え~り~』
の歌詞を何十回言う気やねん!ってなくらいに繰り返す。
墓にあるものに命を?ゾンビか!?と当時は思っていた。
おかげで僕は今でもこの歌詞を忘れていない。
乳香の香りと煙で意識が徐々に薄れてきそうになるが、
座ることが許されず立ったまま何時間も歌わなきゃいけないからキツい。
キリストさんよ…復活することなく、
そのまま死んでてくれたらこの苦行はなかったろうに…と何回思ったことか。
金も動き
色を塗ったゆで卵が10個500円。
復活祭献金も桁違いに集まる。
教会の運営はこの献金額の合計を気にしていたな。
深夜の長時間に渡る祈祷の後は徹夜でパーティだ。
それまでは肉を食べることも肉欲も禁止されていた上に、
徹夜で祈り歌った後に酒盛りをすれば…ねぇ、
気の合った男女が結び付くのも容易に想像できる。
特に外国人は…
幸か不幸か神戸教会の目の前にはラブホが…
まぁええやんと、
飲酒運転を悪いと感じていない人もいたので、
酒盛りの後そのままクルマを運転して帰った人がいたかもしれない。
電車が動き出す時間になると信者は帰っていく…
だけど帰宅次第倒れ込むので、
日曜日がパーになっていた。
と…いうより、
キリストの復活?
んなもん知らねぇよ!ってな普通の人達は、
イースターを口実に友達と集まり、
ワイワイガヤガヤとしたらいいと思いますよ。
マクドナルドの新メニュー、
グランのクラブハウスを試してみました。
値段が高かったので期待していたのだけど…
正直に言わせてもらうとしたら、
なんじゃこれ?って感じです。
肉が厚くなったそうだけど、
肉は超ボソボソで脂を表面に塗って、
ベーコンでジューシーさを演出しているような感じだ。
全く価格に見合っていない。
普通のハンバーガーやダブルチーズバーガーの方がよほどええわ。
と言うより、
これでは販売が終了したクォーターパウンダーの替わりにはなれんわ。
とか言いながら今日も他のグランを試す予定です。