お遍路シールを頼りに噂どおりの畦道山道を進む。
途中の愛染院で休憩などしながら14:13 4番札所 大日寺着。
直前の坂がキツかった。
33体の観音像をじっくり拝見したかったが団体客と一緒になったのと先を急ぐのとで前を通り過ぎるだけになってしまいとても残念だった。


大日寺を出て坂を下りていると車のおじさんに声を掛けられる。
「冷えとらんけど飲まんか~」
白衣を着るタイミングを逃してお遍路さんかどうかわからないTシャツ姿の私に正式な初のお接待。
ありがとうございました!
美味しかったです!


スタバのエスプレッソで心身ともに回復して14:45 5番札所 地蔵寺の奥の院へ到着。
こちらの五百羅漢も楽しみにしていたのだけど涙の断念。


下って簡略参拝、納経をしてもらい山門を出てパチリ。
次の安楽寺までは5kmと遠い。
暑いし背負ったザックで肩も痛く足も疲れてきて宿まで辿り着けるか不安になってくる。
車道に出た時にバス停を見付ける。
安楽寺方面へ行くバスが有るらしいけどきっと1時間に1本有るくらいなんだろうと時刻表を見たら次のバスが来るのは正に今だった。
1~2分程待つとバスが来た。
安楽寺に向かうのを確認して乗車。
運転手さんは東原で降りればよいと教えてくれ、着く直前で「ここを真っ直ぐ行けばいい」と丁寧に案内してくれた。
下車して歩いていると小学生の男の子に「こんにちは」と挨拶して貰った。
清々しさと宿に間に合う安堵感を抱きながら安楽寺を目指す。


15:30 6番札所 安楽寺着。
こちらは日本トイレ協会のモデルに選ばれた藁葺屋根のバリアフリートイレがあるそうだが忘れていた。
それからもう一度この辺りを回るなら次はこちらの宿坊に泊まりたい。



この日泊まる光明会館は7番札所 十楽寺に併設されている。
光明会館に入って右が納経所。
宿を予約していると伝えると入口の方に戻されてチェックインの手続きをする。
予約時に17時には着くようにと言われていたがバスでワープしたので予定より1時間早く着く事が出来た。

焦りながらも御土産 門前一番街でちゃっかりトイレを借りて霊山寺へ戻る。
だけど微妙に参拝のお作法がわからずに途方に暮れる。
誰かを真似ようと思ったが時間も無い。
とても失礼だと思ったが簡略する決意をする。
本堂で納札・お賽銭・手を合わせて大師堂も同様に。
次の2番への方角だけを確認して進むとお遍路シールを見付ける。
これを辿れば地図無しでも迷わずに着けるかも?と過信してしまう。


11:53 2番札所 極楽寺着。


簡略参拝を済ませ長命杉へ。
自分の悪い場所を擦りながら「これ以上悪くなりませんように」と祈る。



迷って12:52 3番札所 金泉寺着。
ずっと板東駅で一緒だった白人の女性が私の後ろを歩いていたのだが急に前方から現れた。
私は間違った角を曲がってしまったみたいだった。
スマホで地図を見直して彼女を追い掛けた。
金泉寺でも簡略参拝をし終えると白人の女性が日本人の男性と話してるのが見えた。
するとその男性は私にも声を掛けてきた。
「徳島新聞の者です」
県外からお遍路へ来ている人にインタビューしているらしい。
申し訳ないが時間が無い旨を伝えて断らせて貰った。
この時の私は全く余裕が無かった。
もしこれからのお遍路でもう一度ご縁が有れば次は是非載せて下さい。


7月6日(水)定刻どおり大阪を出発。


9時過ぎに徳島駅前に到着。
板東駅までの電車は10:19発。
小一時間ほど駅のホームでおにぎりを食べながら時間を過ごす。


快速電車の追い越し待ちで途中の駅で停車。
約30分掛けて板東駅に到着。
ここで降りたのはご年配の男性と中国人?の観光っぽいファミリーとザックを背負った白人女性。
駅の地図を見てこちらかな?と思い歩き始めると早々に迷う。



11:02 それでも何とか辿り着けた1番札所 霊山寺。
ある程度出発前に揃えておいたお遍路グッズ。
でも納札を持っていなかったので買いたい。
本堂の中に店が有るとの情報だったのでウロウロしてると「ここはお守りを売ってる所、納札はあっち」と言われる。
靴を脱いで入った売場は納経所を併設していた。
団体バスツアーの山積みになった掛軸に忙しそうにご朱印をされていてる。
買う物がわからずにその様子を見ていると「どうぞ」と言われてしまいついつい納経帳を差し出してしまった。
参拝もまだなのに順番がぐちゃぐちゃだ。
本堂の中の店での買い物を諦めて霊山寺を出てすぐ側の御土産 門前一番街へ入った。
先客がいたもののお店のお母さんに親切に接客して貰えた。
歩きなので地図が必要かと聞けば「重いしスマホが有れば大丈夫よ」と無理に勧めてこない。
結局120円の納札だけを買い「ここで納札に書いていくといいよ」とお茶までご馳走になる。
今日泊まる宿を聞かれ7番札所に取ってあると話すと不思議な顔をされる。
「大体みんな6番の安楽寺さんの宿坊に泊まるんやけどね~いずれにしてももうお昼やから7番には間に合わないね~」と言われる。
私の調べでは6番~7番は約1km。
なぜ6番はセーフで7番はアウトなの!?
でも地元の親切なお母さんが言う事だし私が間違っているかも??と急に慌て出す。
ここから先、宿までは移動に必死でほぼ記憶がない…