朝5時頃に目が覚めて窓のカーテンを開けると雨が降っていた。
朝食を食べに食堂へ下りると絵描きお遍路さんと日本百○○のお遍路さんは既に食べ始めていた。
降り出した雨と今後の天候を気にしながらも朝食はとても美味しかった。
・・・とは書き綴ってはいるが前日から私は決めていた!!
雨が降っていたら焼山寺には行かない!!

むか~し昔タイ・チェンマイでの雨の日トレッキングで以来、雨の登山は懲り懲りだった。
そしてもしかしたら焼山寺へ歩いて登るのはここにいる3人だけかもしれない。
私より10歳は若そうな歩く気力に溢れている絵描きお遍路さんとご年配だけどあちらこちらの山を制覇している健脚な日本百○○のお遍路さんとでは完全においてけぼりだ。
雨はまだ大した事ないけど鈍足で体力の無い私には濡れた山道を行くのは恐怖でしかなかった。

・・・と色々と言い訳を並べて予定を変更。
宿のお父さんが親切に最寄の駅まで車で送ろうかと言ってくれたけどそこまで甘えてはダメだと思い断らせて貰った。
既に2人のお遍路さんは出発していたので一番最後にチェックアウトした。
宿代+おにぎり代+洗濯機&乾燥機の不足分を支払い「焼山寺に行く時にまたお願いします」と言い残して。

焼山寺への登山口がある藤井寺とは逆方向の鴨島駅へ向かう。
旅館吉野からは約2kmだった。




翌日の焼山寺に備えて飲み物が買えそうな店や自動販売機をキョロキョロと探しながら旅館吉野へ向かう。
(しかしこの行動はムダとなる・涙)
旅館吉野までの道は下りでラクだった。

玄関を開けて「こんにちは~」と声を掛けると夕食の準備中のお母さんが出て来てくれた。
でもすぐにお父さんと交代。
以後ずっと対応してくれたのはお父さんでお母さんの姿を見たのはこれっきり。

1泊2食付 ¥6,500円。
翌日の焼山寺への登山の為のおにぎり ¥200もお願いした。
(残念ながらこれもムダとなる・涙)
お風呂は到着した順の様で用意が出来たらTELして貰える。
部屋は4畳半ほどで洗面ドレッサー付。
掃除が行き届いていて居心地が良い。
共同スペースの冷蔵庫の麦茶はご自由にどうぞとの事。
麦茶を頂きながら部屋でゴロゴロしているとTELが鳴った。
1Fにはお風呂が2つあり1人で使うには広過ぎる。
前日のユニットバスとは違いゆっくり足を伸ばせて疲れが取れた。
出た後に気付いたのだけどドアに掛けられた札を使用中にするのを忘れていた・汗
鍵を掛けていたから開けられる事はなかったのだけど。

洗濯機¥100脱水機¥200は貯金箱みたいなのに入れて使用する。
持ち合わせの小銭が¥200しか無く足らない分は事後報告をする事にした。


夕食は18:00から1Fの食堂で。
すごく美味しかった。
写ってないけれど特にお吸い物が美味しくて。
朝食も美味しかったしお食事も大満足なお宿です。

食事をしながら色々とお喋り。
「うどん亭八幡」で会った男性は多趣味の様で定年後も色々と忙しいと言っていた。
日本百名山とか日本百観音とかを制覇するらしい。
お遍路は区切り打ちで2年くらい掛けて回ると言っていた。
この時から東京の日本百○○のお遍路さんと(心の中で)呼ぶ事にした。

翌日は天気が悪いらしい。
雨がいつから降り出すかみんなで心配した。


切幡寺の参道で昼食を取りたかったけど開いている飲食店が無かった。
私は夏バテで食欲が無くなる事はなく逆にガッツリ食べて暑さを乗り切るタイプ。
そしてお腹が空くと機嫌が悪くなるタイプ。
この旅で最大のピンチだ・苦笑
そう言えば道中でうどん屋の看板を何度か見た様な?
近くに在るかも?と思い検索。
2km先に「うどん亭八幡」を発見。


ガッツリ頂きました・苦笑
店はファミレスみたいに広くて隣では旅館を営んでいる様です。
お腹もいっぱいで体力も回復し出発!
・・・そしてまた迷子。
それに気付いたタクシーの運転手さんに「藤井寺はそこを上がって行けばいい」と声を掛けて頂いた。
ありがとうございました!


進んで行くと前方にお遍路さんを発見。
昨日の宿で私の隣で食事をしていた方でした。
切幡寺では私の後から上ってきたのだけど抜かれてしまった様です。
彼について行けば迷わないとナビをOFFに。


私は歩くのが遅いので随分と離されたけれど田んぼの道は遮る物がないので追い掛けれます。


そしてドキドキの潜水橋。


狭い橋なのに車がバンバン通るので渡るのはちょっと怖かった。
この先に在った公園の東屋で先導してくれていた彼に追い付き一緒に休憩。
お母さんのご供養に来られていた彼の事を今後は横浜の絵描きお遍路さんと(心の中で)呼ぶ事にした。
先に私が出発したがまた追い付かれる。
横浜の絵描きお遍路さんは金剛杖を持っていてそれに付いていた鈴の音が心地よかった。
結局また彼に先導して貰い迷わずに到着出来た。


15:22 11番札所 藤井寺着。
こちらでは「うどん亭八幡」で会った年配の男性と再会。
この男性と横浜の絵描きお遍路さんの3人がこの日のお宿「旅館吉野」でお世話になる。