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MAKOのブログ 人生は奇跡

整体師として、第二の人生を目指すおじさんのブログ

先週の木曜日の定休日と翌日を臨時休業して、一泊で新潟の舞子高原に妻と二人で行ってきました。

あいにく台風がきていて天気が良くなかったのですが、ドライブには差支えがないくらいの雨風でしたので順調に現地に到着しました。

ホテル前に車を停めてトランクから荷物を出そうとして、「あっ!」と一言。すかさず妻が「どうしたの?」と驚いた様子。なんと前日から着替えなどを入れて用意していた旅行カバンがない。後部座席に置いたのかなと思い探すも見当たらず。家を出る時の状況を思い出してみたら、段ボールのごみなどを出るときについでに捨てようと思い、両手にごみを持っていたのでまずそのことに頭がいっていたのでカバンのことはすっぽり頭から抜けていたのでした。

夫婦二人してどちらもそのことに気づかず、現地まで来てしまったことに苦笑いしかありませんでした。しかも妻は何がおかしいのか笑いが止まらないくらい笑っていたので、自分までおかしくなって笑ってしまいました。

最近歳のせいか二人して物忘れが多くなり、お互い出かけるときは忘れ物がないか声をかけようねと話していた矢先の出来事でした。

でも体一つあればおいしいものも食べられるし、温泉にも入れるし、カラオケもできるしと言いながら、気持ちを切り替えてその通り楽しみました。

ここには去年も来たのですが、去年は車をぶつけてしまい、今の車に買い替えることになったし、今年は旅行カバンを忘れるし、何かあるよね、気をつけなければねと反省した次第です。

でもこのホテルはビュッフェスタイルの料理ですが、結構おいしいものが出て、お酒も地酒のおいしい八海山も飲めるし、部屋もきれいでゆっくりとできるし、とても満足のいくホテルなのでまた来年も来たいねと言うほどでした。

翌日はどこか見て帰ろうということで、三国海道塩沢宿の「牧之通り」に寄ってきました。
牧之通りは「北越雪譜」の作者、江戸後期の文人、鈴木牧之が生涯を過ごした地。雁木と切妻屋根が続く雪国ならではの町並みと江戸時代の宿場町の風情を堪能できます。
その一角に八海山専門の酒屋があり、外から覗いていたらその店の店主なのか、80歳過ぎくらいのおじいさんが、中に入ると江戸時代のものが見れるよと言って誘ってくれました。

このおじいさんは話を聞いてみると、なんと95歳ということですが、しっかりしていて細かなところまですべて説明してくれるのには驚きました。

牧之通りの街並みを再現して残そうという計画の中、他の家はすべて壊して江戸時代風の建物に建て替えたが、この店は江戸時代から続く建物を一旦取り壊し、使えるものはそのまま建て替えの時に使用して、なるべく当時のままを再現しようと作られた建物でした。
よくもこんなに傷まずに残っていたなという生活道具や、建具などが、きれいに置いてあり、中庭も当時のままだそうです。さらに裏には蔵が三棟も残っていて、まさに江戸時代にタイムスリップしたようで、とても良いものを見せてもらったという感じですが、蔵の中にもまだまだたくさんのお宝が眠っているそうで、「なんでも鑑定団」に出したら相当な金額の鑑定が出るのではないかとうらやましくなりました。(撮影禁止なので画像はありませんのであしからず)

ただで見せてもらったのでは申し訳ないので、私の好きな八海山の今の時期でしかも地元でしか売っていない地域限定、季節限定品の「越後で候」を買いました。

家に帰ってさっそく飲んでみたら、やはり八海山はおいしい!
色々ハプニングがありましたが、楽しい旅行でした。