結婚式
結婚式の司会をするようになって、もう2000本以上の仕事をしてきた。
北海道は “生活改善発祥の地” と言われるように、
文化や伝統が少ないだけあって、ある意味合理的な考えが
支流になっている。
結婚式の形態の95%は 『会費制』で、
参加者全員が会費を支払って出席する。
勿論、本人達も両親も会費を支払っての結婚披露宴である。
親しい人たちは、この他にプレゼントやご祝儀を用意する。
ここで、混同してはいけないのは、会費は受付で裸で支払い、
ご祝儀はのし袋に用意する。
時々、会費をのし袋に入れて受付で渡すお客様がいらっしゃって
これが間違いの元となる。
会費が合わず受付の発起人が苦労する原因となるのだ。
この頃は、発起人自体も設定せずに、
結婚式を済ませるケースが多くなってきた。
煩わしいことはどんどん改善していくのも北海道らしいといえば言える。
媒酌人、発起人、会社の人達さえ呼ばずに
自分達が主人公のドラマ仕立ての映像を2時間の間に何本も見せられ
まるで、イベントのように行う結婚式も少なくない。
時代をつくづく感じながらも、この頃慣れたせいかなんだか楽しい。
結婚式は人生の四大儀礼の中でも最も大切で、幸せなものです。
これから歩む人生を厳かに、重く受け止める儀式であっても
いいのではないだろうか?
老婆心ながら、思うのです。
ちっちゃなコミュニケーション
札幌から旭川へ向うJRに乗った。
札幌から進行方向が変わるので、各自で座席を回転させていく。
そんな中、私の5つ手前の男性二人(20才前後)が、
座席を回転出来ずに困惑している様子だった。
見るに見かねた、年配の男性が
「下のペダルを足で踏んだらいいよ」
と声をかけたが、なかなか、回転することが出来ない。
よく見ると前席の客がシートを倒している為、ぶつかっているのだ。
本人達はそれを分かっているのに、一声かけられないのだ。
先程の年配の男性が
「前の人にシートを上げてもらうように頼みなさい」
と、言ったが、それでも声をかけられない。
無言のまま、前席のシートにトントンと当てるものだから
結局は気付いてもらい、無事回転できた。
以外にこんな簡単なコミニュケーションがとれない人が多いように思う。
私はこれまで、難関を突破して入社してきた社員研修を何度も行ってきた。
面接マニュアルとか言うもので、見事な好印象で入社してくるが、
実際は違うとなげく人事担当者の話を聞く事が多い。
入社してからの人生の方が、ずーっと長い。
日々の生活の中で、うまくコミュニケーションがとれなければ
仕事はおろか人間関係で悩む事になるだろう。
コミュニケーションに自信のない方は自分の思いや考えに
気持ちを込めて伝える訓練を少しずつしてみよう。
先程の例の場合
1段階 「すみません」
2段階 「すみません、イスを回したいのですが・・・・」
3段階 「お話中、申し訳ございませんが、
イスを回したいのでシートを上げていただいても
よろしいでしょうか」
やってもらったら
お 礼 「ありがとうございました」
ビジネスマナーは3段階を指導しますが
敬語やことば使いを気にする前に、まず1段階をマスターしましょう。
思いを伝えるトレーニングが大切です。
第一印象
この図を見てください。
どんな人に見えますか?
① Aさん
② Bさん
③ Cさん
好みはあるでしょうが、多分どなたも圧倒的にCさんを見て
ホッとし安心した気分になるでしょう。
この三人がある会社の受付に座っていたらどうでしょう。
Aさんはとても仕事が出来、優しいひとかも知れませんが
「恐い」という印象をもちます。思わずガードを構えて話そうとします。
Bさんは見るからに気が弱そう。
用件を伝えてもキチンと対応してくれないのではないかと不安になります。
Cさんは満面の笑みで対応し吸い込まれるようです。
どんな用件でも親切に快く受けてくれそうです。
あくまでも第一印象なのにその人の情緒面まで推し量ってしまうほど
表情は大きな力を持ちます。
第一印象のメカニズムひとつに、
"自分にとって相手は危険か安全か” という基準があります。
私達は基本的に傷つけられる事が恐いのです。
ですから無意識に避けようとします。
Aさんに何かお尋ねしようとしても
「こんなことも分からないの?」「なにを言いたいの?」
と自尊心まで傷つけられるのではないかと自己防衛が働きます。
Cさんはとても感じよくて素直に話せそう・・・
と信頼感を抱くのではないでしょうか?
特に仕事では個人的な深い付き合いは少ないですから、
始めの印象によって後の仕事の行方を左右することがあります。
良い笑顔は自分の宝、財産です。
良い表情は「あなたのことを受け入れます」のサインです。
常に心掛けていると相手を受け入れる心が育ってきます。
言葉使いも大切ですが、その言葉をどんな表情で話しているかが
とても大切です。
私の研修でもとても力の入れているところです。
(イラストは私がいつも使っているフリップチャートです。)
ビジネスマナーは形のお勉強です。
まずは形をしっかり覚えてしまうことをお勧めします。
次回は人間関係のポイント(ビジネス編)について書いてみようとおもいます。
プライオリティを考えて仕事をしているとなかなかブログの更新まで
到達しません。
前回のコメントで少しずつお返しいていきたい・・・などと言いながら
まだまだ煩悩に振り回されている日々。
ブログの更新の優先順位が上になるためには・・・
・・・まだまだ修行が足りませんね。反省。




