OB-PS会員には年齢、男女を問わず誰でもなることができますが、2つの条件があります。
まずは今までお話してきた通り、この会の趣旨に賛同していること。
そしてもうひとつ、寄付をする事。
総額6,000ポンドの寄付が必要になります。
最初に1,000ポンドを寄付し、会員の認証を受けた後、1年に1,000ポンドずつ5年寄付し、総額6,000ポンドになると完了です。
(勿論6,000ポンド一度に寄付することもできます。)
フィンランド大会では、40名の新会員が誕生しました。
寄付に慣れない日本人としては100万円近い寄付金は高額に感じると思いますが、1年間で約18.5万円はどうでしょう?
1日当たり約500円です。
タバコを吸う方なら、1日1箱とジュース1本分くらいでしょうか?
これをきっかけに禁煙して、健康な体を手に入れて、更に誰かを助けることができます。
ランチを外食で済ませている方は、
ちょっと頑張っておむすびやお弁当を作ってみたら、どこかで食べる物にも困っている誰かを助けられるかもしれません。
世界の様々な国で、少女と若い女性たちが、向かい合っている貧困、識字、暴力、病気、平等な権利など沢山の課題に立ち向かっていく、その地域の女性のリーダーを育てることも今行っている大きな支援の一つです。
寄付をしても、目的通りきちんと使われているか不安になることもあるかと思います。 自分たちの寄付金が、どう使われたかは、毎年の大会で報告され、確認する事ができます。また勿論、どの運動を支えるために、どう使われたいか、話し合うこともできます。
みんなから集めたこの寄付金の利子を活用して、世界連盟の運営や、活動を支えているのです。
会員には、お金持ちと言われる階級の方たちもいますが、長くガールガイド、ガールスカウト運動に関わってきて、是非応援したいと、お金を貯めてやっと会員になった方も沢山います。
また、外国の人で自分が亡くなった時の遺産や生命保険をそのお金に、という事で、会員になられる方もいます。
その場合は実際に寄付するまでの利子を払うことになります。
そのほかにも「ユース会員」という制度があり、35歳までに1000ポンド寄付した人が対象になります。
今年のフィンランド大会では18名の新ユース会員が生まれました。
ユース会員は残りの5000ポンドを払った段階で正式に会員として認証されます。今年ご一緒した中には、お父さんが早くに亡くなった方で、お母さんが働きながらガールスカウトの集会に出させてくれて、小学校の先生になり、リーダーをしていたが、定年退職してから、自分にもできるとOB-PSに参加したというアメリカの会員もいました。イギリスの会員で89歳の方もそうでした。
また、ガールガイド、ガールスカウト運動に長くかかわってきて、沢山の貢献をした人に会員の資格をプレゼントしたいと、周りの人に寄付を呼び掛けて、6000ポンドを集め、OB-PSの会員にしたケースもあります。
OB-PSの会員になるという事は、ガールガイド(スカウト)運動を生涯応援するという意味で、特別なそして名誉なことなのだと思います。