ひかりが見えて


あるきはじめて


別れをつげる


悪いことじゃないのに


涙がでてくるのは


あなたのことが好きだからだよ



となり 君



となり 自分


そっと黒板に目をやるふりして


そっと君を見つめてる



神様



この思いがソット届きますように・・・

なあ~んにも

いらない

なあ~んにも

いらない


ひとつわがままがいえるなら


そばにいさせて


ただそれだけで十分だから


なんにもいらないから


そばにいさせてください



あなたの傷は


計り知れない




傷だらけでも



立ち上がって



なにくそって




やめて なんていっても



突き通す



私はここから見てるだけ







無力なわたしでごめんね







あのね



言うのにも苦労して




それでね




話をつなぐのにも苦労して





・・・・




沈黙があると






君はなにも言わずにを握ってくれる。






恥ずかしもがらずに

がんばればさ

つかむものはあるのかな


がんばればさ

なくすものもあるのかな


つかんだとしても

握りつぶすことだってあるのかな


手のひらに

光はのこるかな

あと



時計が何回まわれば



開放されるの?





この部屋に私



ひとり




かちかち と


時計の音だけが




体に響く



あなたを待つと




心に誓ったが



く ず れ て く




雨に打たれた崖のように





く ず れ て く





く ず れ  て  く

今を


見てください


どんなに風が吹こうと


涙にぬれても


暑さでたおれそうでも


時代や風景とともに



今をあるいてください





空はいつも動いて

色が変わる。


木々達は

桃色になったり


時に寂しくなったり


空と木々たちは一緒に動いて

私も一緒にうごいて



同じ場所に

ずーっといると

照らされて

顔が赤くなったり

暗くなったり




時には空がなみだを流し

ぬれたり


空がくしゃみをして

飛ばされそうになったり




かわりゆく

時代


同じ風景は

二度とないのかもしれない

どんなにつらくたって



どんなに愛しくたって



どんなに恋しくたって



もう 思いださない


思い出せば、ツラクナル、コイシクナル、イトシクナル


だから後ろは振り向かないよ




2005・3・20