病気系？ゲームもひと段落したので、

ちょっと息抜きにトランプの『大富豪』

でもやろうかと思い、

とりあえず軽い気持ちで『大富豪BEST』

というアプリに手を出してみたら、

意外とハマっちゃいました（笑）

ゲーム自体はあの『大富豪』そのものなのですが、

大富豪で勝ち上がるとガチャが引けて、

ゴッホ、フェルメール、ミレー、

マネ、ドガ、セザンヌ、モネ、ルノワール、

アンリ・ルソー、レオナルド・ダ・ヴィンチ、

ベラスケス、etc...

有名な画家たちの絵画をGETできる仕組み。

期間限定で日本画なんかも出るみたい。

一応それぞれの絵画にはお値段も設定されていて、

今の私の資産額は数兆円に膨れ上がってます（笑）

それぞれの絵に簡単な説明文がついているので、

ちょっとした絵画の勉強にもなります。

ガチャあるあるで、

コレクションが集まってくると

アルバムの抜けてるところを埋めたくて、

ついつい何度もやってしまうんですよね。

また、『大富豪』あるあるで、

いろんな地方から集まってきた友だちとやると、

それぞれローカルルールが

違っていたりするものですが、

そういった細かいルールも設定できるので、

いろんな楽しみ方ができて長く遊べそう。

テンポよく短時間でサクサク進むし、

デザインや作りがしっかりしていて

遊びやすいです。

週末は録画だけしてまだ観ていなかった

『美の巨人たち』
を観てのんびり過ごしました。

毎週土曜夜のお楽しみなのですが、

忙しい時期は視聴が追いつかなくて

レコーダーの中に眠っている回が

たくさんあります。

週末は美術関連の番組が集中していて、

テレビ東京の『美の巨人たち』、

NHKの『日曜美術館』、

TOKYO MXの『アート・ステージ～画家たちの美の饗宴』、

そして東海ラジオでは

アンジュルムの美術大好き和田彩花先生の

『アンジュルム和田彩花のビジュルム』と、

お楽しみは尽きません。

『日曜美術館』はさすがNHKといった感じで、

華美な演出は控えめ。

識者の方々が語り合う

アカデミックな作りの番組なので、

正座して背筋を伸ばしてちゃんと観ないと

って気がして、ちょっと重たいかも。

『アートス・テージ』は、

前半は「三枚の名画物語」と題して

毎回テーマに沿った三枚の絵画をピックアップ、

その絵にまつわるエピソードが語られ、

番組後半は現在東京近郊で開催されている

展覧会が紹介されるので、

ああ今こんなのやってるんだーって感じで

お出かけするきっかけになります。

『美の巨人たち』は、絵画をはじめ

様々な美術作品にまつわる謎やエピソードを、

ちょいとした小芝居を挟んで

ショートストーリー仕立てで

演出しているのが面白くて、

私の一番のお気に入り。

スポンサーはキリンさんなので、

キリンのビールでも飲みながら

ほろ酔い気分で観るのにピッタリ。

心なしかお酒も美味しく感じられます。

お酒のメーカーが

お酒を飲みながら楽しめる番組の

スポンサーになるのは、

とっても上手いし素敵だと思います。

『美の巨人たち』の小芝居には

定番のキャラクターたちがいて、

いつも絵画のことでモメてる

作家と編集者とか、

名画に隠された謎を時空を超えて追いかける

絵画警察とか、

どれもイイ味出してます。

たまに役者さんやお笑い芸人さんなんかも

ゲスト出演されていたりして、その都度、

アンジュルムの和田彩花さんも

起用してくれないかなー、

和田さんなら美術に造詣が深いし

演技もできるのになー、

なんだったら

高名な画家モクちゃんの曽孫にあたる

相川茉穂さんも起用してくれないかなー、

相川さんなら出るだけで

面白い感じになるんじゃないかなー、

なんて思いながら観ています（笑）

雰囲気はライトなのに

内容は実にしっかりした作りで

バランスが絶妙。

この番組そのものが一つの物語として

芸術作品に仕上がっているように思います。

そういえば録画した過去の

『美の巨人たち』を観ていたら、

あのウルトラマンや怪獣たちをデザインした

成田亨先生を特集した回があってビックリ。

成田先生ってもともと

当時新進気鋭の彫刻家だったんですね。

ウルトラマンのデザインは

とにかくシンプルを突き詰め、

その口元にはアルカイックスマイルを

取り入れたとのことで、

番組では弥勒菩薩半跏思惟像と対比してました。

なるほど、言われてみれば

ウルトラマンのイメージって、

どこか仏像さんに通じるものがあるかも。

そう考えればウルトラマンも

立派な日本の近代アート。

仏像さんをこよなく愛する和田さんの心にも

響くものがあるかもしれません。

美術を愛する和田さんと、

ウルトラ怪獣を愛する相川さんにも、

お互い通じ合える部分があると良いのですが。

他にも『ムーミン』の作者

トーベ・ヤンソン先生の回もあって、

実に興味深かったです。

ムーミンて日本だと

アニメの可愛らしい絵柄のキャラクター

というイメージですが、

原画を見ると

荒れ狂う嵐や津波の中にポツンと

ムーミンたちが描かれていて、

主題はむしろ大自然の怖さの方にありそう。

モノクロで描かれたその絵には

何か言い知れぬ恐怖が感じられて、

ムーミンに対するイメージが

だいぶ変わりました。(((( ；ﾟДﾟ)))

背景の描き方なんかはひと目見て

浮世絵が思い浮かんだのですが、

ご親族の方のお話によれば、

海や雨の描き方はやはり

葛飾北斎の浮世絵を参考にしていたようです。

国境を超え、時代を超えて

世界中に影響を与えた浮世絵って、

本当に凄いですね。

おかげで和田彩花先生の新作

『美術でめぐる日本再発見

　～浮世絵・日本画から仏像まで』

がますます楽しみになってきました。

今度の週末はゆったり読書して

過ごすことになりそうです。(´-｀)

あ、あと和田先生の本の発売日3月12日は、

奇しくも福田花音先生21歳のお誕生日。

また一つ年をとる花音さんを、

ニヤニヤしながらお祝いしたいと思います（笑）(・∀・)