2025年になりました。
「初日の出」「初詣」「初夢」「初笑」「初売」「初釜」「初炊」「初湯」「初鏡」「初仕事」「初萌」「書き初め」「出初め式」「掃き初め」など、新しい年には「初」のつく言葉がずらりと並びますよね。私にとっての「初」は、何かと考えると夢と笑かな〜。
世の中には、動物が好きな人、嫌いな人、苦手な人、どちらでもない人、様々な人が暮らしています。
犬にしても猫にしても家族の一員として愛され、天寿を全うするまで飼い主と共に幸せに暮らせる事が何よりも一番です。
でも、人間の都合で手放されてしまう子や遺棄や虐待がまだまだ多いです。飼い方が酷く辛い想いをしている子達も沢山いますし、命を無くす子もいます。
いま現在も私が気に掛かる子達がいます。
このようなことの多くは、人間社会がつくり出したものです。
人間社会がつくり出したものなら、逆に私達の心ひとつで「不幸な命」を減らすことも出来るのです。
小さな命の幸せは、いつの時代も私達人間の心の中に委ねられていることを忘れないでいたいと思います。
私達の意識が変われば「不幸な命」は減らすことができ、命を無駄にさせないためにも考えて戴けないですか?
彼らの寿命は私達よりも、遥かに短いのです。
彼らの寿命を知り、毎日一緒に暮らす時間をより豊かにしてあげることが飼い主の責任ではないでしょうか。
愛情をもって接し安心感を与え、ペットの好きなことを一緒に楽しんだり静かに寄り添って、ささやかでいて何気ない日常を過ごしてあげて欲しいと思います。
命を捨てるのも人間、命を救うのも人間、命を傷つけて捨ててボロボロにするのも人間、命をピカピカにして笑顔にするのも人間。
どちらの人間として生きて行く方が幸せですか?
動物がキラキラ輝く社会は、私達人間をも笑顔にしてくれる事を忘れたくないですよね。
1年前の元旦、能登半島地震が発生し、また8ヶ月後には、その能登に追い打ちをかけるように豪雨災害が襲いました。
現実のこととも思えぬ自然災害の悲惨な状況に、どうしたらよいか全く考える力が出てこない方々も沢山みえたのではないかと心が痛みました。
また日本の何処かで震災が起きるたび、悲しいことに沢山の動物達が命を落としているのも忘れたくないです。
まだまだ厳しい冬をどうか健康で元気に乗り越えられ、能登の自然と生活を取り戻されて本当の春がやって来る事を願っています。
2025年も何が出来るのか解らないですが、
これまでと同じく私に出来ることをやっていくしかありません。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
オアシスの会
加藤弘子