コロナ禍も3年目となった2022年(...)暮らしの制約で悶々としたり、先行きが見えず不安を感じたりする事が多かったように思います。
16年半前、ある町の収容施設で6匹の子犬との出会いで私はその後の人生が大きく変わりました。
生きとし生けるものの命の重さはみな同じと考えていた私は、団体を立ち上げ保護活動を始めました。
この活動を初めてからは、沢山の出会いがあり、素晴らしいご縁とも繋がることが出来たり、励ましの言葉やご支援、支え合い、助け合いの精神で出来ることを見つけ、信念を持ち地道に続けてきました。
その中で悔しい思いや怒りを感じることも度々あり、でも諦めずに続けていけば少しずつでも必ず社会は変わっていくと信じてやって来ました。
確かに数年前に比べたら保護犬猫を迎えようと里親になる選択肢が広まってはいます。
でも、その一方で簡単に手放す人もまだまだ多いです。
日本の社会に於いて(ペット)はモノ扱いで、要らなくなれば簡単に捨てる人が多いのです。
私達が払う税金で稼働するガス室で苦しめられて処分されます。
決して安楽死なんてものではありません。
何の罪もない小さな命を処分するのは、行政ではなく、捨てた飼い主です。
迷子にさせても探さない飼い主、身勝手な飼い主は一般市民であり、それを仕方ないと諦めている人間社会。
大切なのは命だということを…尊い命だということを知っていながら見てみぬふりをする人間ばかりで自分さえ良ければ他人の事は知った事ではない…そんな人間社会を育ててる社会。
でも、人の心はきっと動かせると私は信じています。
人の意識が変わらない限り社会を変えるなんて到底出来ないのです。
人の心に届くように訴え続けるしかないのです。
誰かに飼われるために生まれて来るペット達なのに、私達の想像を超える状況の中に置かれています。
声なき声に、力を与えるのも人間。
私の身体は自分で守り、他に「守りたいもの」が沢山あるから、心も身体も健康でいなければと思います。
そしてボランティア仲間や里親さんになって戴いた方達の協力を得ながら、今年も何とかやれることをやって行かなけばと思っていす。
2022年もどうぞ宜しくお願い致します🐶😺
オアシスの会
代表 加藤弘子