2021年終わりの挨拶花

冬至には私の中では恒例の南瓜を食し、柚子湯に入り、新たな一年の風邪予防、無病息災を願う…キラキラ
爽やかな香り漂う温かい湯の中で、一年の終わりが近づいたことを実感し、しみじみと振り返りました

冬至を境にまた昼が長くなっていき、春への道のりも少しは見えてはきますが、動物達にとっての春はまだまだ遠い…あしあと



私達にとっても、コロナ禍の不安がなお消えない中で、広がるペットブームの隅で棄てられる犬や猫がいる事はご存知かと思います。

飼い主と幸せに暮らす犬猫がいる一方、理不尽にも棄てられる動物達が沢山います。

日本は先進国なのに動物愛護法や動物福祉法には後進国なのです。

ヨーロッパではペットに限らず、畜産動物も含めた全ての動物の健康や幸せを守る「動物福祉」という概念がありますが、日本ではペットは‘’愛玩動物‘’という考えが根強く動物福祉に於いては動物愛護とも後進国です。

都合のいい時だけ可愛がる人間の気持ちが優先されて、動物がどう感じるか、どんな状況に置かれているかなど大事なことが置き去りにされているのです。

とにかく飼い主として責任を全うする事が大事です。

勿論、ペットが死ぬまで責任を持って飼う終生飼育が原則ですが、飼い主にも予想外の出来事がおきるかも知れないし、経済的に厳しくなるかも知れないし、病気や事故に遭う事もあります。

あらゆる事を想定し準備をしておく事がペットに対する責任だと思います。

私達に幸せや喜びをもたらしてくれるペットですが、人もペットも幸せでいる為には、準備と覚悟が必要だという事を忘れないでいたいと思います。

私が保護活動を始めたのが16年半前。随分時間が過ぎましたが、まだまだ助けを必要としている動物達が沢山います。

行き場のない犬猫達たちの為に出来る事があります。

2022年こそ‘’私に出来ること‘’から始めませんか

私達の活動に対しご理解をいただくと共にご協力をいただければ幸せです。

今年も有難うございましたm(__)m


加藤弘子