入院12日目
ついに待ちわびた日がやってきた
術後10日が経過したということで
膝が曲がらないように装着されていた「シーネ」と呼ばれる
添え木が外されたのだ
これによって膝に負荷がかかりすぎない程度の
曲げ伸ばし、体重をかけることが許可された
通常のACL再建手術の場合であれば
術後1~2日で上記のリハビリを開始するのだが
今回は再々建手術ということに加え半月板も縫合したということで
術後10日は絶対安静となったのである
朝食後9時頃に早速シーネが外され
7年前に自分の脚に合わせてオーダーメイドで造った「装具」を装着する
これは「DONJOY」というメーカーのもので
当時10万円以上の価格がしたのを覚えている
それほど高価なものであったからこそ箪笥の肥やしとして保管されず
7年振りに活躍の場を得たのである
まさか再び装着するなんて思ってもみなかったが
お願いだからこれが彼に頼る最後の機会だと信じたい
なんにせよシーネとそれを留めるために足首から太腿まで
ぐるぐるに巻かれていた包帯が外されたのは嬉しい
リハビリでは膝を90度まで曲げることと松葉杖で歩くときに
体重の3分の1、約20kgを右脚にかけることが許可された
10日ぶりに地面を踏みしめる感触
突っ張る感じはあるものの伸縮する筋肉
大げさだけど懐かしい感覚だった
とはいえ膝周りの筋肉はげっそり落ちてしまった
でもこれから行っていくリハビリが
再びボールを蹴れる日に続いていくと思ったら
ひとつひとつがとても楽しみであり
得も言われぬ満足感を与えてくれるのである