2010年7月の事です。
仕事も私生活も充実していて、職場では4月から
新しい企画も始まって順風満帆と言う言葉がぴっ
たりの年でした。
職場の健康診断があり、なんとなくオプションで
婦人科検診を受診しました。
特別痛いとかも周期が乱れる事もなかったので
今回も何の心配もしていませんでした。
しかし、検診の時に医師に卵巣が腫れているから
2次検診を受けて下さいと言われました。
家に帰ってネットで検索した所、卵巣嚢腫という病気
が目に留まり、これだろうと勝手に推測。
それから、1週間後職場に直接病院から電話があり、
至急受診して下さいと言われ、これはただ事ではない
とその電話ですぐ予約を入れて貰いました。
2日後病院に行って診察後、先生が『はっきり言って
いいですか?』と訊ねたのです。一瞬、間がありました。
『ええ、いいです。』ちょっと不思議なことをいうなぐらいに
にしか思いませんでした。
そして先生は『卵巣癌です』・・・・・と言いました。
青天の霹靂とはこの事です。
その時の私は頭が真っ白。何言ったの?癌?えっ?
誰が?間違い?私の頭の中はオーバーヒートしてし
まいました
その後先生は色々おっしゃってましたが一切頭に入って
来なかったのでその言葉は今も記憶にありません
その時の看護師さんに後日、告知されて乱れなく笑
ってた人初めて見たよって言われました。
ただ人間壊れただけです
まさか病院に行って初診でがんを告知されるなんて
夢にも思ってませんから。
その日は1日有給休暇を取っていて病院後実家に行く
ことになっていました。車で20分、運転しながら頭の中
は【癌】の文字がぐるぐる回ってました。
あまりの衝撃に涙ぐむことさえ忘れてました。
実家に着き、母が「どうだった?」と言った。
私は「卵巣癌だって・・」と言った瞬間、堰を切ったように
涙が溢れました。初めて現実に感じました。
母は「大丈夫。まだ検査もこれからだし、気をしっかり
持って」と。
あとで私よりも母がどれほど辛かったのだろうと思いま
した。
主人と子供には帰宅してから報告。お互いわりと淡々と
話してました。もう泣きつくしたから。
そんな主人も1年後にぽつりと「あの時はもう終わりだと

