ブログが滞っておりましたが、、、
陽子さんがスキーから離れて寂しい寂しいと毎年のように言いつつ、みんなちゃっかりスキーしまくってますね
さて、1年前の2月、池田 直矢さんが正指導員に合格されました
第3会場、菅平高原スキー場にて。
ご本人からのレポートが合格後すぐに私の手元に着きました。
1年間温めたなおやんのレポートを公開いたします
今回僕は、長野県の菅平高原スキー場で正指導員を受験してきました。
僕は、とにかく理論とA単位がやばいので、前日の朝入りしました。
朝一でホテルの駐車場が鬼のように凍っていて、さらに斜度もあったため僕の車が止まった状態から横滑りを始め、さらに外旋まではじまり谷に落ちていきました
一瞬、「またしでかすかも」と思いましたが、なんとか雪だまりに突っ込み助かりました。
動きとしては、今年のテーマそのものでしたが、あせりました。
この日は雨の中、低速種目を中心に最終調整をして、2時頃宿に戻り、ひたすら勉強しました。
開始から10分程度で眠りにつき、これはまずいとコンビニへボトルガムを買いに行き、一気に5個くらいのガムをほおばりながら勉強しました。
部屋だと集中できないので宿の中でも一番の死角であろうスペースで勉強していたら、従業員の人が通り、信じられないほどのリアクションで驚いてました。
この日は、0時くらいに寝て当日に備えました
☆試験1日目☆
朝から理論の試験でした。問題が配られるまで、一人でぶつぶつ覚えたことをつぶやき続けました。
かなり不安でしたが問題を見た瞬間、「これ、いける!」と思い、今までさんざん詰め込んできた知識を一斉にはき出しました。
最後の作文も、書ける書ける、「紙、もう一枚ください」と言おうかと思いました
理論が終わった瞬間、受験自体が終わったような開放感に包まれ、ぼーっと遠くを見ながら、おにぎりを食べていると、意外にも時間が相当ないことに気づきあわてて検定バーンに行きました。
種目はA単位(推進要素のプルーク)、B単位(小回り)、C単位(総滑)でした。
A単位が滑る人によって全く違う動きをしているので、紛らわしいのでひたすら空を見ていました。
B単位のバーンは5月並みにゆるんでいて、C単位のバーンは昨日の雨でアイスリンクのようになっていて、一瞬にして菅平の四季を味わったようでした。
☆試験2日目☆
A単位(制動要素のプルーク)、B単位(大回り)、C単位(コブ)でした。
朝から雪が降ったおかげで、バーンも昨日より滑りやすく、順調に滑りきることができました。
ただ、検定中1つ気になっていたことがあります。
サポートに来てくれると言っていた2人(Yッシー先輩、Sりん)の姿が見当たりません。
おかしいなー、残り2種目からは、待ち時間も自分の存在を全面に出してかなり目立つところに立っていましたが、いっこうに2人の気配を感じません。
そして、そのまま全種目が終了し、レストハウスで開放感の中カツカレーを食べていると、Yッシー先輩からメールが・・
「もうそろそろ着くよ! 午後からサポ!?冷やかし!?入ります。」
ミラクルが起きました。
そして、その後Yッシー先輩と合流し滑っていると、なんと遠方に見覚えのある赤いウエアが・・そうSりんです。
サッ・サポートに来てくれました。
この瞬間、悟りました。これでこそ大宮アルペンだと。
僕にプレッシャーをかけないように、気配を消してリフトの電柱あたりから見守っていてくれたんだと。
そして、その思いが届き
無事、正指導員検定、「合格」することができました。
今思えば今回、合格できたのも、そもそも受験できたのも、準指の時(ゼッケン紛失事件等)に支えてくれたアルペンのみんなのおかげだと思いました。↓ゼッケンありますアピール
あらためて感謝です。
どうもありがとうございます。
これからも、がんばります!!!!!
池田 直矢
(記:saori)