虹の橋 | おーあみ避難所のブログ

おーあみ避難所のブログ

「一般社団法人 おーあみ避難所」が運営する
犬猫シェルターの公式ブログです


18日の早朝、シェルター当番のゆっきぃさんのお手伝いをしに


私も7時半にシェルターに入りました。




すでにゆっきぃさんは到着しており、前日の夜に亡くなったオレ君のケージには


ゆっきぃさんが用意してくれたご飯とお水、オレ君の写真が置かれていました。










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ケージの上に敷かれていたマットを動かすと、丁度良く朝陽がオレ君の写真を照らしてくれて


なんだか胸がいっぱいになってしまいました。




そのあとシェルターでのお世話を二人で済ませて


リーダーの自宅のお世話をお手伝い。




一通り終わると、私たちはようやくオレ君の待つ病院へ向かいました。









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オレ君を病院から連れて帰る前に、お花屋さんでオレンジ色のお花を買って


オレ君のケージに一緒に入れてあげました。




その後少し私用のためにシェルターをあとにして


再び戻ってきたのは18時半だったのですが









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シェルターにはリーダーをはじめ、沢山のボランティアさんたちが集まっていて


オレ君はとても綺麗なお花に包まれて眠っていました。









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腕には美味しいご飯を抱えて、オレ君は本当に安らかなお顔で


本当に、まるで眠っているだけのようでした。




オレ君、きみは知っていたかな?


みんな、オレ君のことがこんなに大好きだったんだよ。








そして今日、13時


君を見送るために、都合のつけられるボランティアさんが


平日なのに3人も集まってくれて


リーダーと一緒にKさんも駆けつけてくれて


リーダーのお家のマルちゃんとゆばちゃんも来てくれたよ。









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きみがお空に昇って行くところを、しっかり見守るよ。


きみの体はなくなってしまうけれど、きみの魂はなくならないんだよ。


だから、みんなで


きみの魂がちゃんと良いところに行けるようにお祈りするからね。











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1時間もかからずに小さな姿になったきみが、私は愛おしくてたまらなかった。


このお骨の1つ1つが、きみの体を作り上げてくれていたんだね。




オレ君は凄かったね、偉かったね、生きてるってそれだけで凄いことだったんだね。











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きみの体をイジメていた釣り針も、取ってあげたからね。


もう何も苦しくないし、どこも痛くないよ。


虹の橋ではきっと、思いっきり走り回って、たくさんたくさん遊べるよ。


美味しいご飯もお腹いっぱい食べられるね。




たくさんたくさん頑張ったオレ君には、神様もきっとご馳走を用意して待っててくれてるよ。











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小さな姿になったオレ君、お昼当番のNさんが綺麗にケージの中のお花を生けて


ご飯とお水も用意して待っていてくれました。






「少しでも幸せを感じててくれたのかなぁ」


「楽しいと思う時間はあったのかなぁ」






ボランティアさん、みんな少しずつ後悔や葛藤を抱えて


どうするのが「その子にとっての最善」だったのかを考えていると思います。






もっとあーしてあげれば良かったとか


もっとこーしてあげれば良かったんじゃないのかとか




人間は後悔する生き物だから、きっとどれだけのことをしてあげたとしても


結局悔やむ気持ちは残ってしまうものだと思う。






だから、その気持ちは心の中のエネルギーにして


その分を新しく救われてきた子たちのために注いであげたいと思うのです。








オレ君、おーあみ避難所から天使になったはじめての子でした。


きっと、オレ君が虹の橋で見張っててくれると思うから。




おーあみ避難所の子達が、こっちの世界で幸せになれるように


私たちも頑張らないとね!








(byいくよ)