娘の拒食症の診断が出るまでの過程を
振り返っておきます
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2023年6月
栄養士さんとの
2度目のアポの日が
やってきました
前回の
Zoomでのアポから
すでに2か月
今回は
栄養士さんのオフィスで
対面のアポ
チェックインを
済ませると
バイタルと
体重測定
バギージーンズに
ベルトをしていた娘に
ナースから
ベルトを取るよう
指示され
さらに体重は
本人に見えないよう
後ろ向きに
体重計に乗って
測りました
体重は引き続き
減り続けていました
前回のアポは
Zoomで行われたのもあり
娘は
栄養士さんとの会話にも
ほぼほぼエンゲージせず
終始反抗的な態度でしたが
対面だった今回も
それは変わらずでした
なんなら
対面だからこその
よりあからさまな
レベルアップした反抗的な態度
栄養士さんからは
前回指示した
メカニカルイーティングと
Plate Method Meal Plan
の2つは
どんな感じで進んでいるか?と
聞かれましたが
あまりうまくいっていないと
答えるしか
ありませんでした
そして
もうどうしたらいいか
分かりません…
とも伝えました
というのも
私が
家族の食事を用意しても
それには手を付けず
このころは
もうずいぶん
胃も小さくなっていたのか
ごはんは
お茶碗に1/3
おかずは
野菜か
かぼちゃの煮つけのみ
(連日自分で一人分の量を作っていました)
毎回の食事が
そんな状態だから
娘の主な
エネルギー補給は
主にお菓子のメレンゲと
ノンカロリーの
カフェイン飲料からで
一緒に買い物に行く~!と
私に付いて来ては
メレンゲ2パックと
カフェイン飲料の缶を数本
買い物のカートに
放り込んでいました
毎日の食事が
こんな状態であることを
栄養士さんに話したところで
栄養士さんが
会話に参加せずに
そっぽを向いている娘に
コンピューターの画面を
娘が見えるように動かして
言いました
このグラフ見える?
あなたの体重の急激な変化が
わかる?
本日の
あなたのバイタルは
心拍はもう50ちょっと
心拍が50を切ったら
入院なの
わかる?
ギリギリの状態なの
コンピューターの画面には
娘の体重が
ここ半年ほどで
270度で急降下している
グラフが出ていました
娘はそれを見ても
表情ひとつ変えず
言いました
私自身が全然大丈夫だと
言っているんだから
大丈夫なんです
前の体重に戻るなんてイヤ
太るのは絶対にイヤです
親も
あなた(栄養士さん)も
オーバーリアクトしてるだけ!
何を言っても
聞く耳を持たない娘
心拍の低下や
体重が急降下しているグラフという
データを
目の前に突きつけられても
理解してくれない娘を前に
私はただただ
無力感を感じていました
病院で
栄養のプロである栄養士さんに
直に説明をうけているのに
一体
誰の話なら
聞いてくれるの?
夫が
栄養士さんに
娘は摂食障害なのですか?
と聞いたところ
栄養士さんは
私は医師の資格をもっていないから
私からは言えません
私が診断をすることは
できないんです
と
このアポの翌日
娘の小児科医のオフィスから
突然電話がかかってきました
今思い出しても
この電話がなかったら
私達はどうなっていただろうと
思います
続きます