気がつくと今日からかおりは生後11カ月目!あと1ヶ月で1歳か~。
水疱瘡の痕もだいぶ落ち着いてきました。
食欲も戻って相変わらずいい食べっぷりです。
我が家は夫が月曜から感染し、大変なことになってました。ずっとゆいとの汚物処理とかしてくれたのでね・・・。水曜に私が発症したんで、昨日まで仕事休んで子供たちの面倒みてくれました。
私は軽くて下痢嘔吐なく発熱のみでした。でもしんどかった・・・。
今日はおばあちゃんが発熱・・・。すごい感染力だなあと感心してしまう・・・。
ところで、今回の水疱瘡のこともあり、海外赴任の話を人が聞くとまずは開口一番に
「ポリオうたないとね」って言ってきます。うち全然予防接種しない主義なの知ってるんで。
さすがに東南アジアとなると打たないと入国できんでしょ?って言われたり。
正直、そのへんは知識ゼロ。
いろいろ頭を駆け巡ります。日本ならね。ある程度対処できるけどさすがにタイはわからん。
とりあえず頭を整理するために情報収集します。
収集の度に追加する予定だから最終的にすごい長い記事になるかも・・・。^^;
タイはポリオ発生国じゃないけど、やはり打たなきゃなのかね?まあ、いろんな人種の方々が住んでるのでね。。。持ち込みはあるんだろうな~。
たしか、タイのどっかのホテルでは子供がポリオとジフテリアの予防接種をしているかどうかのチェックがあるってHPで読んだことがある。
日本は現在不活性化ワクチン単独でしかやってないはず。
私は不活性化ワクチンでさえも具合悪くなった人なんで、それすらも気が進まないけど、生ワクチンは避けたい。
破傷風もやったほうがいいってことなら・・・そして旅行とかでホテル泊まれないってことになったりしても困るから・・・まあ、これもタイでやったほうがよさげだな。
この時期ならかおりも1歳過ぎてるわけだし。
本当は3歳くらいまで何も打ちたくないけど。
もしどうしても接種しなきゃならんというのならば。
日本で寒いこの時期にガツガツワクチン打って風邪ひきやすい体質にして体調何度も悪くさせて過ごさせるくらいなら、向こうでゆっくり受けたほうがいい気がする・・・。
まあ、空港とかトイレとか子供にとってもっとも気をつけるべきところは細心の注意を払わないといけないけれども。
少なくともかおりはまだおむつだからいいとしてゆいとは重点的に注意を払おう。
情報元 http://www.ttot.ipo.titech.ac.jp/news/docs/vaccine_info.pdf
<ポリオ>
ポリオの発生国は現在アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタンの4カ国です。これらの国に渡航される方にはワクチンをお勧めします。また昭和 50 年から 52 年生まれの人はポリ
オワクチンの効果が低かったことがわかっていて、旅行と関係なく追加接種を受けるように厚生
労働省から推奨されています。
ポリオワクチンは日本では経口生ワクチンが使用されていますが、240万人に1人の確率で
ポリオにかかった時と同じように手や足の麻痺症状が出ることから、諸外国の多くは不活化ワ
クチンに切り替わっています。日本でも早くて2012年末頃には不活化ワクチンに切り替わる計画になっています。
タイでは経口生ワクチンと不活化ワクチンの両方が使用されています。ポリオだけ入った不活
化ワクチンはタイになく、当院で使用されているのはジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオの4種混合ワクチンです。4種類入っているからといって副作用が増加するという報告は特にありませ
ん。
接種方法 ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ混合不活化ワクチン及びトキソイド
Adacel、Sanofi Pasteur 社製(本社:フランス)または Boostrix、GlaxoSmithKline 社製(本社:イ
ギリス)
基礎免疫
単回接種 (0.5ml) 筋注
*ジフテリアと破傷風のブースターは10年後ですが、10年以上たっていても追加免疫の効果
は得られます。百日咳についてはデータがありません(添付文書より)
[接種スケジュール] 他の予防接種との接種間隔について、日本では副反応の出る可能性のある期間を避けるこ
と、ワクチンの効果が低下する恐れがあることなどの理由から、生ワクチンは接種後は 27 日以
上、不活化ワクチン・トキソイド接種後は 6 日以上の間隔をおき、2 種類のワクチンの同時接種
は医師が特に必要と認めた場合のみ行うということになっています。
一方WHO(世界保健機構)や CDC(米国疾病予防管理センター)では不活化ワクチンは他の
不活化ワクチンや生ワクチンと同時に接種可能であり、生ワクチン同士も同時接種可能、2種
類の生ワクチンを同時に接種しない場合には 4 週間以上の間隔をあける、経口生チフスと経口
不活化コレラワクチンは 8 時間の間隔を開ける(メーカー規定)、ということになっています。
日本のワクチンの種類
生ワクチン 麻疹、風疹、麻疹風疹混合、おたふくかぜ、経口生ポリオ、水
痘、黄熱、BCG、
不活化ワクチン及びトキソイド
沈降DPT、沈降DT,ジフテリア、破傷風、日本脳炎、インフルエ
ンザ、A型肝炎、B型肝炎、肺炎球菌、狂犬病、コレラ、ワイル病
秋やみ混合ワクチン
先日ゆいとの水疱瘡の時に小児科の先生がバンコクでB型肝炎になる人たくさんいるのよって言われたけど、調べたらA型肝炎のほうが多い感じするな。男性がらみだとB型なのかしら・・・。
日本では16歳以下はA型打たないとか。事情を説明すると打ってくれるらしいけど、バンコク行ってから打とうかな、と思ったり。この16歳以上っていう設定はどこからくるんだろう?日本では衛生的にかかる可能性が低いから?
いずれにせよ、これは幼児期の定期接種じゃないから子供たちもこれは機を逃したってわけじゃないですね。
タイではA型・B型混合があるのだとか。
<A型肝炎>
A型肝炎は水や食べ物から感染する病気です。特に 2 枚貝から感染することが多いですが、
衛生環境が悪い飲食店などで糞便に汚染された器具、手指を通して感染することがあります。
小児(特に5歳以下) では感染しても症状がでないことが多く(70%)、発病しても軽い黄疸や発
熱程度のことが多いですが、成人ではほとんどが発病します。2~6 週間の潜伏期間の後、突
然の発熱、倦怠感、食思不振などがあり、典型的な症例では黄疸、濃色尿、灰白色便などがみ
られます。まれに劇症化して死亡する例を除き、1~2 カ月の経過の後に回復します。
タイは A 型肝炎の流行地域です。年々衛生状態が良くなっているとはいえ、2011 年の報告
では一般的タイ人の 27%が自然感染による抗体を獲得しており、それが国境付近では 71%に
上ります。
衛生状況が良くなった最近の日本には免疫がない人が多く、接種が勧められます。60 歳以
上の方や黄疸の既往のある方は既に免疫を獲得していることが多いので、接種前に血液検査
で抗体の有無を確認されることをお勧めします。既に抗体があれば接種は不要です。
ワクチン接種は日本では 2-4 週間隔で 2 回、初回から数えて 24 週後に 1 回接種するスケジ
ュールになっており、免疫効果は5年続くとされています。タイでは初回接種(基礎免疫)の6~
12 ヵ月後に追加接種する方式で行われています。また日本では16歳以上を対象に接種するこ
とになっていて小児への接種は認可されていませんが、タイでは1歳以上が対象となっていま
す。
1 回の接種で約2週間で 95%以上の人に防御に必要なレベルの抗体の産生がみられ、1年程
続きます。抗体のレベルを長期に維持する為に2回接種が勧められます。
接種方法 Havrix 1440 unit(Standardised viral antigen、不活化ワクチン)、GlaxoSmithKline 社
製(本社:イギリス)
初回接種 (1ml, 筋注)
↓6~12 ヵ月後
2 回目接種 (1ml, 筋注)
*2回接種後ワクチンの効果は20年以上続く可能性が高いとされています(添付文書より)。
*1-18歳の方は 0.5ml です。
*2回目の接種は6ヵ月後から5年以内なら大丈夫ですが、6-12ヵ月の範囲が推奨されてい
ます(添付文書より)。
*Havrix の有効性は94%と報告されています。(4万人のタイ人を対象とした統計)
あとはとりあえず予防接種で使われる添加物とかその辺よく勉強しとこ。
さっそく図書館で本予約しました。
水疱瘡の痕もだいぶ落ち着いてきました。
食欲も戻って相変わらずいい食べっぷりです。
我が家は夫が月曜から感染し、大変なことになってました。ずっとゆいとの汚物処理とかしてくれたのでね・・・。水曜に私が発症したんで、昨日まで仕事休んで子供たちの面倒みてくれました。
私は軽くて下痢嘔吐なく発熱のみでした。でもしんどかった・・・。
今日はおばあちゃんが発熱・・・。すごい感染力だなあと感心してしまう・・・。
ところで、今回の水疱瘡のこともあり、海外赴任の話を人が聞くとまずは開口一番に
「ポリオうたないとね」って言ってきます。うち全然予防接種しない主義なの知ってるんで。
さすがに東南アジアとなると打たないと入国できんでしょ?って言われたり。
正直、そのへんは知識ゼロ。
いろいろ頭を駆け巡ります。日本ならね。ある程度対処できるけどさすがにタイはわからん。
とりあえず頭を整理するために情報収集します。
収集の度に追加する予定だから最終的にすごい長い記事になるかも・・・。^^;
タイはポリオ発生国じゃないけど、やはり打たなきゃなのかね?まあ、いろんな人種の方々が住んでるのでね。。。持ち込みはあるんだろうな~。
たしか、タイのどっかのホテルでは子供がポリオとジフテリアの予防接種をしているかどうかのチェックがあるってHPで読んだことがある。
日本は現在不活性化ワクチン単独でしかやってないはず。
私は不活性化ワクチンでさえも具合悪くなった人なんで、それすらも気が進まないけど、生ワクチンは避けたい。
破傷風もやったほうがいいってことなら・・・そして旅行とかでホテル泊まれないってことになったりしても困るから・・・まあ、これもタイでやったほうがよさげだな。
この時期ならかおりも1歳過ぎてるわけだし。
本当は3歳くらいまで何も打ちたくないけど。
もしどうしても接種しなきゃならんというのならば。
日本で寒いこの時期にガツガツワクチン打って風邪ひきやすい体質にして体調何度も悪くさせて過ごさせるくらいなら、向こうでゆっくり受けたほうがいい気がする・・・。
まあ、空港とかトイレとか子供にとってもっとも気をつけるべきところは細心の注意を払わないといけないけれども。
少なくともかおりはまだおむつだからいいとしてゆいとは重点的に注意を払おう。
情報元 http://www.ttot.ipo.titech.ac.jp/news/docs/vaccine_info.pdf
<ポリオ>
ポリオの発生国は現在アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタンの4カ国です。これらの国に渡航される方にはワクチンをお勧めします。また昭和 50 年から 52 年生まれの人はポリ
オワクチンの効果が低かったことがわかっていて、旅行と関係なく追加接種を受けるように厚生
労働省から推奨されています。
ポリオワクチンは日本では経口生ワクチンが使用されていますが、240万人に1人の確率で
ポリオにかかった時と同じように手や足の麻痺症状が出ることから、諸外国の多くは不活化ワ
クチンに切り替わっています。日本でも早くて2012年末頃には不活化ワクチンに切り替わる計画になっています。
タイでは経口生ワクチンと不活化ワクチンの両方が使用されています。ポリオだけ入った不活
化ワクチンはタイになく、当院で使用されているのはジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオの4種混合ワクチンです。4種類入っているからといって副作用が増加するという報告は特にありませ
ん。
接種方法 ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ混合不活化ワクチン及びトキソイド
Adacel、Sanofi Pasteur 社製(本社:フランス)または Boostrix、GlaxoSmithKline 社製(本社:イ
ギリス)
基礎免疫
単回接種 (0.5ml) 筋注
*ジフテリアと破傷風のブースターは10年後ですが、10年以上たっていても追加免疫の効果
は得られます。百日咳についてはデータがありません(添付文書より)
[接種スケジュール] 他の予防接種との接種間隔について、日本では副反応の出る可能性のある期間を避けるこ
と、ワクチンの効果が低下する恐れがあることなどの理由から、生ワクチンは接種後は 27 日以
上、不活化ワクチン・トキソイド接種後は 6 日以上の間隔をおき、2 種類のワクチンの同時接種
は医師が特に必要と認めた場合のみ行うということになっています。
一方WHO(世界保健機構)や CDC(米国疾病予防管理センター)では不活化ワクチンは他の
不活化ワクチンや生ワクチンと同時に接種可能であり、生ワクチン同士も同時接種可能、2種
類の生ワクチンを同時に接種しない場合には 4 週間以上の間隔をあける、経口生チフスと経口
不活化コレラワクチンは 8 時間の間隔を開ける(メーカー規定)、ということになっています。
日本のワクチンの種類
生ワクチン 麻疹、風疹、麻疹風疹混合、おたふくかぜ、経口生ポリオ、水
痘、黄熱、BCG、
不活化ワクチン及びトキソイド
沈降DPT、沈降DT,ジフテリア、破傷風、日本脳炎、インフルエ
ンザ、A型肝炎、B型肝炎、肺炎球菌、狂犬病、コレラ、ワイル病
秋やみ混合ワクチン
先日ゆいとの水疱瘡の時に小児科の先生がバンコクでB型肝炎になる人たくさんいるのよって言われたけど、調べたらA型肝炎のほうが多い感じするな。男性がらみだとB型なのかしら・・・。
日本では16歳以下はA型打たないとか。事情を説明すると打ってくれるらしいけど、バンコク行ってから打とうかな、と思ったり。この16歳以上っていう設定はどこからくるんだろう?日本では衛生的にかかる可能性が低いから?
いずれにせよ、これは幼児期の定期接種じゃないから子供たちもこれは機を逃したってわけじゃないですね。
タイではA型・B型混合があるのだとか。
<A型肝炎>
A型肝炎は水や食べ物から感染する病気です。特に 2 枚貝から感染することが多いですが、
衛生環境が悪い飲食店などで糞便に汚染された器具、手指を通して感染することがあります。
小児(特に5歳以下) では感染しても症状がでないことが多く(70%)、発病しても軽い黄疸や発
熱程度のことが多いですが、成人ではほとんどが発病します。2~6 週間の潜伏期間の後、突
然の発熱、倦怠感、食思不振などがあり、典型的な症例では黄疸、濃色尿、灰白色便などがみ
られます。まれに劇症化して死亡する例を除き、1~2 カ月の経過の後に回復します。
タイは A 型肝炎の流行地域です。年々衛生状態が良くなっているとはいえ、2011 年の報告
では一般的タイ人の 27%が自然感染による抗体を獲得しており、それが国境付近では 71%に
上ります。
衛生状況が良くなった最近の日本には免疫がない人が多く、接種が勧められます。60 歳以
上の方や黄疸の既往のある方は既に免疫を獲得していることが多いので、接種前に血液検査
で抗体の有無を確認されることをお勧めします。既に抗体があれば接種は不要です。
ワクチン接種は日本では 2-4 週間隔で 2 回、初回から数えて 24 週後に 1 回接種するスケジ
ュールになっており、免疫効果は5年続くとされています。タイでは初回接種(基礎免疫)の6~
12 ヵ月後に追加接種する方式で行われています。また日本では16歳以上を対象に接種するこ
とになっていて小児への接種は認可されていませんが、タイでは1歳以上が対象となっていま
す。
1 回の接種で約2週間で 95%以上の人に防御に必要なレベルの抗体の産生がみられ、1年程
続きます。抗体のレベルを長期に維持する為に2回接種が勧められます。
接種方法 Havrix 1440 unit(Standardised viral antigen、不活化ワクチン)、GlaxoSmithKline 社
製(本社:イギリス)
初回接種 (1ml, 筋注)
↓6~12 ヵ月後
2 回目接種 (1ml, 筋注)
*2回接種後ワクチンの効果は20年以上続く可能性が高いとされています(添付文書より)。
*1-18歳の方は 0.5ml です。
*2回目の接種は6ヵ月後から5年以内なら大丈夫ですが、6-12ヵ月の範囲が推奨されてい
ます(添付文書より)。
*Havrix の有効性は94%と報告されています。(4万人のタイ人を対象とした統計)
あとはとりあえず予防接種で使われる添加物とかその辺よく勉強しとこ。
さっそく図書館で本予約しました。