今日、無事退院しました。ちょっとお疲れモードです。
昨日は義母が一緒に付き添ってくれました。
いきなり入院だったため、あわてて準備などでバタバタして
しまいましたが、当日の朝も家事をしながら大急ぎで用意
しなくてはならず、行く前から疲れてしまった。
こういう時主婦って大変・・・って思いつつなんとか出発。
付き添いなんかなくても大丈夫なんじゃないかしら?と
思っていたけれど、内容物を吸いだす前に子宮口を
ある程度広げておく必要があるとかで、何か薬のような
ものを入れてガーゼで蓋をする、という作業が手術前に
あってそれがちょっとばかり痛かった。
診察台を降りてすぐに下腹に鈍痛が始まって違和感が
あり、あっという間に病人のような気分になる。
ベッドに横になるとすぐに点滴を打つためのチューブを
つけるとかで助手の先生がやってきた。
私の血管は細いのでみなさん、苦労して探すハメに
なります。長いことチェックして「麻酔をするので太めの
チューブを刺しますからね。」と言われた。ぎゅ~っと
入れられて確かに普通の時よりも痛かった・・・。
手首にIDバンドをつけられてすっかり病人チックに
なり動きも制限されてしまったのでやっぱり付き添いがいて
良かった、と安堵した。
手術は2時ぐらいに始めますということだったのだけど
夫から今日が手術なら早退してもいいということになった
というメールが来ていた。2時から始まることを伝えると
大急ぎで退社して駅から病院まで走ってやってきてくれた。
数時間前は別に大丈夫なのに~と思っていたけれど
やっぱり手術前になると緊張してきて不安になってきて
いたので夫の笑顔を見たら安心した。何度も手を握って励まして
くれてこういう時、夫がいることや家族があるということに
深く感謝できたし、友達たちや家族、アメブロ読者のみなさんが
離れた場所でも一緒に心を痛めてくれたり涙を流してくれたこと、
本当に自分は幸せな人間だなって感じました。
私はお産の際には分娩台で産まないフリースタイルを希望して
いるし、そういう産院を選んで通っていた。
その私が向かった先が分娩室。出産も流産も同じところで
行われるんだ、と驚く反面そうだよなって思ったり。
これが分娩台か~~と眺めながら横たわった。
ひんやり冷たい。温かいシートだったらいいのになぁ、なんて
思いながら看護師さんたちのあわただしい動きを目で追っていた。
病院に着いてすぐにこれから食事、飲み物は一切だめと
言われていたので点滴で栄養を補充された。先生もやってきて
「じゃあ始めますよ~。」というので、え!もう?!こんなに
意識がはっきりしているのにぃ??とびびりまくった私。
いろんなサイトで1回目はすごく痛かっただの、麻酔があんまり
効かなくて痛かったとか局部麻酔でゴリゴリされているのが
わかったとか書いてあったので恐怖のどん底に落とされた気分
だった。先生はすでに消毒を始めていて、私も心臓がドキドキ!
助手の先生がこれから痛み止め入れますからねーと薬を
チューブから注入した。一瞬にしてボ~ッとなる。いきなり
上半身が温かくなるような感覚がきた。だからといって
まだ感覚はなくならない。このまま手術始まったら私絶対に
痛いと思う!と思った時、さらに眠くなる薬を入れますよーと
言われて注入開始。この辺がチクチクしてきましたか?と
手首を指されたけど「いえ、まだです。」と答えた。
いつ頃チクチクするのかな?
そこで記憶がぷっつり途切れた。
目をつぶって眠りに落ちるのは当たり前だけど覚醒状態から
突然深い睡眠なんて初めての経験でした。
「終わりましたよ~。」と言われてふと目を覚ました。
ボーっとしている。さっきの光景と変わっていないように
見えるけど血のついたシートとかを処分しているのを見て
初めて時間の経過を認識した。酸素マスクが顔についていた
のでびっくりした。いつの間に・・・!?
痛みは特になくて手術前となにも変わらない。
何が起きたのかもわからない。内容物の瓶を見せられたけど
ぼんやりしていたのではっきりとは覚えていない。
血の混ざった液体の中に白い残骸がふわふわと浮いてた
ような気がする。なんかぶどうのような塊があるのかと
思っていたのだけれど・・・。尋ねる気力もなかった。
車椅子でベッドに運ばれて夫と義母が
無事終わったのを確認できて安心した顔をして覗き込んで
いたけれど、私は猛烈に眠たかった。
流産といっても記憶のないところで痛みを感じることも
なく終わってしまったのであまり実感がない。
ちょっとお腹が軽くなったような気がする。
体がだるくて疲れているのが唯一の証拠みたいな
感じだった。
ここまで一気に書いたけどひどく疲れを感じるので
まだ回復しきっていないのだろうなと思います。
また来週手術があります。でも1回目でだいたいの
流れがわかったのでもう少し気楽に受けられそうです。
心配してくれた皆様、ありがとうございました・・・!