祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり鳴らされる鐘の音には、本質的変化はない。だが、それは違って聴こえる。それは鐘の音を聴く人の心が日々に移ろうから。万物流転と言い、それもまた真実であるが、真に流転を現すのは人の心なのだと。それこそが諸行無常の本質なのだと。何度となく読み返した教えですが、ここ暫くで、また少し深く知れたかと思います。艱難、汝を玉とすですね。まだまだ、歪いびで玉には程遠いのですが。年々歳々花相似たり歳々年々人同じからずこの言葉もまたそれを現すのかと。鐘は鳴り、花は咲き、月は満ち欠け、人の心は移ろう。万物不変にして万物流転。曰く、諸行無常。願わくは、より良き方へ。同じ物事に際しても、前より良くとらえられる。僅かなことだが成長を得る。ありがたき哉。今日鳴る鐘の音に、昨日よりも良き響きをとらえられるか。そう考えると今日一日が楽しみだ。おはようございます。一日の始まりです。私は今日を良い一日にします。あなたの今日も良い日でありますように。合掌