1616(元和2)2月4日、危篤となっていた徳川家康を見舞った大名・藤堂高虎と天海僧正は、末永く魂鎮まるところを作ってほしいという遺言を受ける。

これを受け高虎は、藤堂家の屋敷地であった上野に1627(寛永4)年、東照宮を造営した。

 

1646(正保3)年に東照宮の宮号を授けられた。

現存する社殿は1651(慶安4)年に三大将軍・徳川家光が大規模に改築したもので、金箔をふんだんに使い、大変豪華であったことから「金色殿」とも称された。

元々寛永寺の一部であったが、神仏分離令により寛永寺から独立し、1873(明治6)年8月には府社に列した。

戊辰戦争や関東大震災、東京大空襲などの数々の災厄にも関わらず、一度も倒壊せず、現在では国指定の重要文化財となっている。

 

 

 

 

 

  東照宮に向かうところにあります、銅燈籠群は、圧巻です。

人の身長と比べて頂ければ、大きさがわかります。

諸大名が奉納した48基が並んでいます。

 

 

 

 上野に行かれた際は、どうぞ災厄にびくともしなかった、上野東照宮へ行ってみるのも良いでしょう。

 

ほんと、厄除けです。