人は、誰かの為に、がんばれる。
その対象がいなかったら、なんのために?
「誰かのためだから、がんばれる」
これは、よく、妻も言ってた。
今日は、妻が帰宅?する日。
明日から、何を支えに何のために歩くのか。
答えは、この間、ラジオで流れてきた曲で、なんとなくわかった。
松任谷由美さんの「アニバーサリー」という曲。
自分で自分が信じられなくなっても、妻がぼくを信じてる。
だったら、歩かなきゃ。
最近、多摩川をパワーウォークというのをしている。
プロのトレーナーの人が教えてくれた。
シューズ選びから手伝ってくれ、ぼくのフォームチェックまで。
まだ走る段階に達していないらしい。
フォームを治す。
怪我をしないで、歩き続けられるために。
体力を向上させる。
妻からのメッセージが聞こえる。
「わたしの選んだ人なんだから、もっと自信をもって」
変なもんだな、と思う。
一緒にいたときは、喧嘩ばかりしてたのに。
いまは、妻がいないことが怖い、とても。
色んなものを失った。
でも、まだ残ってるものもある。
だから、歩こう。
妻の為に。
だって、妻がぼくを信じてるんだもん。
ユーミンは、そんな感じの歌を歌ってた。
アニバーサリー、よい曲だと思う。