本日(5/31)は、川崎大師で赤札をもらえる最終日。

 

というわけで、行ってきました。

朝4時半に家を出発し、5時半に着きました。

 

雨が降っているので、きっと空いているんだろうと思ったら、ぜんぜん、そんなことはなく。

ずらっと並んでいる列。

一体、みなさま、何時から来られているんだろう?

 

列に並んでいると、ビニール袋が配られたので、”これ何に使うんですか?”と配ってる人

に声をかけてみたら、後ろにならんでいたおじ様が教えてくれました。

 

「本堂に入るときに靴を入れるんだよ」

見知らぬ人に教えてくれる人のやさしさに感謝です。

 

とてもほがらかなおじ様で、お隣の方とのおしゃべりに並んでいる最中、なごまされました。

 

今日、傘は妻の使っていたものを持ってきていました。

傘の大きさがとても小さく、どうしてなんだろう?と思っていたんですけど、並んでいるとき

に理由に気づきました。

 

傘の直径が小さいと、混雑しているとき、周囲にぶつかりづらくなるんだ、と。

こんなところで妻は気を遣う人だったんだと、今更ながらに気づいたんです。

 

いつもと違う場所、いつもと違う行動をすると思わぬことに気づくことが出来ます。

 

6時40分頃に力強い太鼓の音が聞こえてきて、列がうごきはじめました。

そして、人生初の川崎大師の本堂です。

 

お坊さんがたくさんいて、とてもびっくりしました。

そして、ほがらかなおじ様が、不動明王様の前で印を切っておられたのにも。

 

列の流れは早くあっという間に、貴重な本堂の時間は、さっとすぎていきます。

お賽銭箱が視野に急に入ってきたので、とっさに財布から取り出せたのは十円玉数枚...

 

本堂が終わると長い回廊に出て、ここでトイレに行くことが出来ました。

 

赤札って、どこでもらうんだろう?と疑問に思いながら、進んでいきます。

赤札を配っている場所まで、たどり着きました。

 

前におられたおばあちゃんが、「赤札って食べてもいいんですか?」とご住職に聞いて

おり、”え?”とぼくは驚きました。

 

何かと忘れ難い想い出が残りそうです。

 

物理的には一緒にいないけど、心の中では妻と一緒です。今日も。