僕の中で「モチベーションのもと」に
その中の「ひとつ」になる考え方があります
くれぐれも自分で決定する。
自分で色んな方向、方面、手段でクロスチェックしたのち
受け入れる
では
膨大なソースの中から
たまに見直すのは、こちら。。。
一つ目のスイッチはBody(身体)
身体は脳の支配下にあると思われがちだが、本当は逆で、カラダが主導権を握っている。
進化の過程を思い出すと
脳とカラダのどちらが先に発達したか?もちろんカラダです。
カラダのない動物はいませんが、脳のない動物はいくらでもいます。
脳は進化の歴史では新参者で
「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」
「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」のです。
日曜日の朝、平日より遅く起きていませんか?
起床のリズムを崩すことはおすすめできません。
趣味や勉強の時間もあらかじめ決めておくといいでしょう。
場所の移動も効果的です。
新幹線や飛行機では、なぜか集中できるという人も多いのではないでしょうか。
最近の研究で身体を動かさずとも、動いているという感覚があれば、脳が活性化することがわかっています。
二つ目はExperience(経験)
日常生活の体験は「海馬(かいば)」を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。
「海馬は脳の最高幹部だ」といわれます。
脳を企業にたとえると、もっとも重要な指令を下すのが社長である海馬。
日常生活で初めて経験するような事態では、海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応します。
しかしいつもと同じ経験では、わざわざ海馬が顔を出す必要はありません。
部下だけで処理を代行できる。
つまりよほど重要なことでない限り、海馬にまで情報は届かない。
海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れるのが効果的なのです。
そのためには「形から入る」「身銭を切る」「人を喜ばせるためにやる」などがおすすめです。
また脳研究では「準備の心(プリペアードマインド)」という概念が知られています。
事前に「続かなくて当たり前」と気楽に構えておくと、長続きします。
三つ目はReward(報酬)
ごほうびの喜びは「テグメンタ」という脳部位を活性化させ、快楽物質であるドパミンを出します。
ドパミンは淡蒼球に直接働きかけるため、ごほうびとやる気とは強い相関があります。
お金や食べ物も報酬になりますが、何よりのごほうびは達成感でしょう。
目標は小さくしつつ、腹八分目でやめるというのがおすすめです。
四つ目はIdeomotor(イデオモータ)
「念ずれば通ず」はウソではありません。たとえば「コックリさん」という遊びはイデオモータの一種だとされています。
強く念じることで、無意識のうちにカラダが動く。
成功のイメージを具体的に描き、その自分に「なりきる」ことでやる気が引き出されます。
脳の情報処理というのはパラレルに行われます。
その意味で、「趣味は仕事のリトマス試験紙」だといえるかもしれません。
仕事がうまくいかないときは、趣味には集中できませんよね。
一流の人は、四つのスイッチを無意識のうちに使い、趣味を通じて、仕事にも弾みをつけているのでしょう。
肥満と負債には、統計的に見て明らかな相関関係がある。
住宅ローンを除いた「負債あり」と「負債なし」のグループを比べると
「あり」のほうが男女とも肥満者の比率が高い。
ちなみにここでいう肥満とは、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割ったBMI(体格指数)が25以上のことである。
ではなぜ、このように負債者のほうが太っているのか。
それは、肥満というのは経済学から見れば“借金”そのものだからだ。
食べる楽しみを優先したことで背負った健康上の“負債”だと考えればいい。
結果として、洋服が合わなくなったり、苦しいダイエットが必要になったり
将来の病気のリスクを背負い込むといった“利息”を支払うことになる。
いったいどんな人が“借金”をするのだろう。
実は同じ財貨でも時間の開きがある場合には価値が違ってくる。
例えば、いまもらえる5万円と、1年後に手に入る5万円のどちらを取るかといえば、誰しもきょうの5万円を選ぶだろう。
現在の5万円に比べて、1年後の5万円は割り引いて考えるわけだ。
経済学では、その割り引く割合を「時間割引率」と呼んでいる。
実際にこの割合は「100万円の受け取りを1年後まで待ってほしいといわれたら、何%の金利を要求しますか?」と尋ねることで測定できる。
ちなみに、先のアンケートでの平均は1.16%だった。
その数値が高い人ほど、せっかちで、辛抱強さがなく、将来の体形より目先のご馳走に目がくらんでしまう。
当然、カロリーを摂りすぎて肥満になりやすいし、借金も繰り返す。
「後回し」傾向という自滅的な性質
さらに問題なのは、同じ「辛抱強さ」でも、直近と遠い将来とで大きな差がある点である。
遠い将来については辛抱強い計画ができるのに、目先の選択となると、急にせっかちになってしまうのだ。
ダイエットの実行が1カ月先なら、「3カ月で10kg減量達成」など、かなりしんどい目標でも立てられるが
実行日の前日になると、何だかんだと理由をつけて「もう少し延ばしてもいいか……」と後回しにしてしまう。
こうした「後回し」の性質がダイエットを失敗させ肥満を増長させる大きな原因になる。
それではダメだとわかっていても、目先の辛さを避ける。
当然、肥満度は増すばかりだ。
肥満はいろんな意味で“リスク”につながる。
重い成人病になれば、手術や入院費を覚悟しなければならない。
その費用は日々の家計を圧迫することになる。
多重債務者の多くが病気による収入の途絶がきっかけだ。
肥満は本人の選択を反映しているのだが、その選択が「後回し」傾向といった選択者の自滅的な性質に基づいているとすれば
こうした経済学的な肥満メカニズムの知識を歯止めにして、有効な対策を取らなければならない。
その一つの方法が「コミットメント」である。
要するに約束事で自分の手を縛って節制の「後回し」ができないようにしてしまうのだ。
たとえば、思い切ってきつめのズボンを買ってみたり、スポーツクラブの会員料を何カ月分も前払いするといった具合だ。
仲間同士でBMIがいくつを超えたら罰金を払う「やせ我慢の会」を結成するのもいいだろう。
同じ志を持った人たちとの約束なら実行力が増すはずだ。