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探偵調査員のヒソヒソ話

探偵が日々思っていることをつづるだけのブログです。
興味がある人だけ見てな。

探偵社へ浮気調査の依頼へ来られる女性のお客様たち、いつも「勘が鋭いなぁ」と感心します。
ちょっとした浮気の兆候を見逃さず、しっかりとご主人の動向を観察されています。

かと思えば、浮気をされていたけど気づかなかったという女性もいますよね。

そこで、浮気を疑うポイントをいくつかご紹介したいと思います。

1.仕事の帰りが遅くなった。
今まではほとんど定時で帰っていたのに、
頻繁に会議や残業で帰宅が深夜になることが多くなったというパターンです。
もしかすると本当にお忙しいのかもしれませんが、浮気兆候としては典型ですね。
会社に居残ると嘘をついていますが、
実際には女性と食事をしたりホテルに行ったりしているケースです。

2.携帯電話を手放さない、または2台持つようになった。
携帯電話を片時も手放そうとしないのは、
浮気の痕跡をあなたに発見されるのではという不安からです。
ロックしてみたり、トイレや風呂にでも持ち歩いたりします。
または「仕事用だ」などと偽って2台目の携帯電話を契約するケースもあります。

3.異性の髪の毛が見つかる。
自分のものではない長い髪の毛、色の違う髪の毛が、
スーツや車のシートに付着していたというパターンです。
または見知らぬピアスが落ちていたという依頼人もいました。
それを隠そうとして車の洗車や掃除をこまめにする男性もいます。
新車や高級車の場合には一概に言えませんが、
古い車なのに急に洗車が多くなったら浮気を気にしてみてもいいかもしれません。

ほかにも急にお洒落するようになったり、服装の好みが変わったりする場合もあります。

「これをしていたら確実に浮気だ!」というわけではありません。
なので上記のポイントにいくつも当てはまるなど「怪しい」と思ったらぜひご相談ください。

http://aozora-tanteisya.com/201312/post-322.html
当社に依頼をくださった方のなかに、ご自身で浮気調査をされた方がいました。
仮に、鈴木さん(女性)と呼ばせていただきます。

鈴木さんは、数ヶ月前からご主人の携帯電話に頻繁にメールがくるようになり不信に思ったそうです。
ご主人はメールの通知音に気づいても、鈴木さんの前ではメールを開こうとしません。

この時点で「なにか怪しいかも」と思ったのはきっと”女の勘”もあってのことなのでしょう。
しかし、メールを確かめようにもご主人が厳重に管理されていて見られなかったそうなのです。

そこでなんと、自身で浮気調査を開始。

インターネットで調べたというその方法は、高齢者向けの携帯電話を使ったGPS追跡でした。
絶対に鳴ったりしないように設定し、ご主人の車に忍ばせるということです。

案の定、車はホテルに行っているようでした。
しかし、GPSのデータだけでは浮気の証拠としては不十分です。

そこで、当社にご依頼をくださったというわけだったんですね。
GPSのデータから浮気する場所や曜日を絞り込んだうえで、探偵に依頼をする。
現に我々は浮気の現場を写真におさめ、鈴木さんは十分な証拠を手にすることができました

正直に言いますと、確かにデータがあるとかなり調査しやすいです。
昼夜問わず張り込んだり、尾行をしなくて済みますからね。
依頼人の立場で言うと、探偵を雇う費用を抑えることにも繋がります。

しかし、携帯電話をご主人に発見されるリスクなどを考えると、
ご自身での調査はオススメできません。
一度失敗すると警戒が強くなり、二度と調査できなくなります。

「失敗したので、次は探偵さんにお願いします」という依頼は無しにしてくださいね(笑)

http://aozora-tanteisya.com/201312/post-321.html
「家出人の捜索方法」についてお問い合わせがあったので、ご紹介します。

まずは、家出した人物が自宅に残していったものを提出していただくことになります。
お店の会員カードや、写真、メモなど……。
そういったものから、家出の動機や、どこへ行きそうか、
誰が居場所を知っていそうかということを推測します。

例えば、クレジットカードが大量に発見された場合。
家出の理由は散財かと考えられます。
どうにも支払いに困って逃げ出してしまったというケースですね。

お店の会員カードから、一緒にサービスを利用していた友人を割り出したパターンもありました。
そしてその友人に電話をかけ、家出人にコンタクトをとらせるように仕向けるのです。

例えば「お支払いが未納ですが代わりに支払っていただけますか?」などと言うと、
友人は支払いを嫌がります。
その支払いが高額であればあるほど、「どうしても家出人に支払わせなければ」と焦り、
コンタクトを急ぎます。

ただし、現実味のない金額ではいけません。
そのお店がどれくらいの金額で商品を提供しているのか、下調べが必要です。
カラオケのチェーン店から電話がかかってきて「お支払いが30万円未納ですよ」と言われても嘘としか思えないですからね。

若い方ですと特に友人に「連絡係」をお願いすることも多いので、
こういった捜索方法が有効です。
家族の様子が気になったり、自分の身の危険を察知して教えてくれる人間が必要だと考えるのでしょう。

家出は未然に防げることもあります。
家族の様子がおかしいなと思ったらケアするように努めてあげてください。

http://aozora-tanteisya.com/201312/post-320.html