たぶん疎遠になっちまうんだろうな


TalesWeaverを始めたのは大学一年の夏
TVをみていて偶然TWのCMが流れて
弟が暇ならこれやってみたら?って言い出したのがきっかけ

最初に選んだキャラクターはシベリン
当時は学校があってそこで基本操作を学んだ
そこでメロンクレープとdiemortに出会ったな
こいつらとは最初の友達で
よく深夜までチャットしていた仲だった

学校卒業したらカウルで何すればいいかわからずにいて
他の町に行ってみたくなって
全部走って回ったのはいい思い出

そこで最初の拠点となったのがクラド
クラドの噴水の前でずーっと座ってた
なにをしていたかというと
近くにいる人に声かけまくって
チャットしてた(メロンとdieもいた)
初めてしゃべるのに
くだらねえことから真面目なことまで数え切れないくらいの人数を相手にしてた

その中に、初めての師匠がいたんだ
たぶん誰も知らないんだろうけど
「ロン」っていうシベリン使いがいたんだ
いつもシルクハットを装備していて
真っ黒な染色だったのは
今でも覚えている

たしかナントカ学園っていうロンさんの知り合いがマスターしいるクラブに入ったな

俺はロンさんに狩りの仕方を学んで
レベルの競争をして
俺は今日3つもあげたぜ!ってロンさんに自慢すると
ロンさんは必ず俺の上をいってたな
それでレベル50くらいだったかな
いつものように深夜までチャットしてると
ロンさんが俺休止するんだって言い出した
何故か問い詰めたけど教えてくれなかった
でも思い当たることはあった
病気を抱えているって聞いてたからたぶんそれ

いつ戻るかわからないから
これをあげるといって
チャクラナックルを俺にくれた
たしかキニングで強化されていて
俺の持ってる装備よりかなり強かった
俺は必死になってチャクラナックルを装備できるようになって
これでいつロンさんが戻ってきても自慢出切るぜなんて
アホなことしか考えてなかった

それ以来ロンさんは来なかった


ロンさんが休止しても
俺はクラドにいたんだ
ロンさんがわかりやすいよにね
ロンさん不在のクラブは簡単に衰退していき
俺は自然にソロプレイヤーになった
メロンとdieに二人が所属している
「猫鍋魔王軍」に入らないかと誘われたが
ロンさんを待ちたくて断っていたんだ

俺は色んなクラブから勧誘を受けた
そのなかでしつこく勧誘してくる奴がいて
それが「ニーコ」だった
ニーコとはメッセンジャー登録してるわけでもないのに
よく町や狩場で出会って
いっぱい喋った
それが楽しくてついにクラブに入ったんだ
それが「UK軍団」
俺のTW生活で大きな転機になったクラブだ

続く