こんばんちは(*´Å`)ノ ヤポー♪
なんだか今日は時間をもてあましてるので
一つ、過去の自分を振り返ろうではないか!と思います。
完全に自分語りなので
聞いてる暇はねぇよって人は
華麗にスルーーでお願いしますw
どうかお付き合いくださいな( ´・ω・`)_且~~ イカガ?
オーチャンは恋愛に対して
すごく後ろ向きで、
本気になるのが怖くて
上手に関係を築くのが苦手です。
自分の中で初恋の相手が
とてもとても濃い存在で
いまだにキレイな景色や
満天の星空なんかを見上げると
胸がぎゅーーーーって痛くなります。
そんなセンチメンタルジャーニー的な女ではないんですが。。。w
初恋の彼と出会ったのは
オーチャンが小学校2年生の頃。
オーチャンのいとこが通っている学校の生徒だった。
その頃、オーチャン家族は毎週のように
いとこが住む家へ遊びに行っていて、
親は家でおしゃべり、
オーチャンや兄達やいとこ達は公園へ
その公園でよく一緒に遊んだのが彼でした。
なんか女みたいなキレイな顔をした人だなぁ。。。というのが第一印象
恋とかそんな感情をまだ知らなかったオーチャンは
ただただ一緒に走り回って遊んでいたけど
ある日、公園の遊具から落ちてけがをした子がいて、
みんなただ慌ててるだけなのに、
彼だけが、その子の傷をみて
近所の家まで走って大人を呼んできて
その対応を見てドキドキしたのを覚えてます。
きっとその前から好きだったけど
好きだって感情を意識したのは
その時が初めてでした。
そこから、3年、4年、5年と
ずーっと彼の事が好きで、
お互いに好きだって言い合っていて(ませがきww)
6年生の時に、
付き合おうって言われました。。はや!!!
そこから中1、2、3年と
ずーーっと一緒にいました。
彼はとても優しくて
賢くて、冷静で、すごくよく周りを見てる人でした。
みんなからとても好かれてました。
オーチャンはわがままで、
ばかで、自分勝手でどうしようもないガキだったんだけど
彼のおかげで、ましになれたと思いますw
その時は、彼とずっとずっと一緒にいられると
全く疑ってなかった。
高校1年の途中、
彼が引越しをすることになった。
しかも彼からじゃなくて
彼の女友達からそれを聞いて
悲しくて悲しくて
その時に初めてケンカした。
それまで一回もケンカなんてしたことなかった。
彼のお父さんは外資系の銀行のファイナンシャルプランナー??
だとかいう仕事をしていて、
彼は元々帰国子女だった。
転勤族だったけど、
子供達がたくさん引っ越すのは可哀そうってことで、
今までお父さんだけ
単身赴任してたけど、
彼のお姉ちゃんが今度の転勤先(アメリカ)の
大学に受かって、そこに家族でいこうってことになったらしい
遠距離でしかもいきなり海外なんて
でも別れるなんて考えられなくて
頑張ろうねって
彼を見送った。
今はPCだって、なんだって連絡手段にあふれてる世の中だけど
当時なんて、オーチャンが持てて所詮ピッチ(なつかしいw)
海外との電話代だって今ほど安くなかった。
彼のお母さんはオーチャンのことが大好きで、
お嫁さんはオーチャン以外は認めない☆
っていつも言ってくれてた人で、
だから電話を彼からかけてもらうことが多かった
それでも毎日なんて当然無理で。
毎日寂しくて寂しくて、
オーチャンから別れを切り出した。
そして私たちは別れた。
それからも、私たちの
友達関係は終わることなく、
彼が夏休みで日本にきたり、
長期の休みの度に会っていた
オーチャンはやっぱり会うたびにドキドキして
手をつないだり、すきって言ってくれるんじゃないかって期待したけど
彼は誠実な人なので、中途半端なことはしなかった
高校3年の夏、
彼からの電話
「俺、北海道の大学受けるから!またずっと一緒にいよう??」
それからの毎日は楽しくてしょうがなかった
彼とまたずっと一緒にいれる!!
それだけで前向きになれた。
何度か電話をしたりして、
それから彼からの連絡は途絶えた
受験勉強で忙しいんだなぁって
オーチャンからは連絡しなかった
ただ待っていた
秋が終わって、冬がいつの間にか過ぎて
もう受験の季節も終わるのに
彼からは何もなかった
本当に何も。
でも、オーチャンからは連絡しなかった
彼のことを信じていたかった
それからオーチャンは専門学校に入り、
新しい友達もたくさんできて、
今までと違う日々がスタートしていた
いきなり彼から電話がきた
「約束守れなくてごめん。もう日本には行けない」
「。。。わかった」
もうそれしか言えなかった。
悲しいのと悔しいのと、
それでもまだ彼を信じたいのと。
ぐちゃぐちゃ過ぎて涙もでなかった。
彼のお姉ちゃんとはずっと交流があった
でもお姉ちゃんも彼のことについては
触れてこなかった。
それから、19歳の時オーチャンは
台湾人の彼氏と同棲をしていた
幸せだったし、
彼のことを一切ひきずっていないといえば
嘘だけど、それでもこのままでいいと思っていた。
ある夜、本当に久しぶりに
彼から電話がきた。
「元気だった??いきなりごめんね。俺さぁ、オーチャンのこと好きだよ。ずっと好きだった。これからもずっと好きだから。」
「なしたの??wいきなりwちょっと変な事言わないでよーーwww」
笑ってごまかした
別れて以来一度もそんなこと言ってくれなかったのに
笑うしかなかった。
でも、本当はすごい嬉しかった
それからちょこっとだけ話してすぐに電話を切った。
しばらく手が震えていた。
10日後、オーチャンが20歳の12月12日
その日は彼氏が飲み会に行っていて
オーチャンは一人だった。
真夜中、突然オーチャンの携帯が鳴った
彼のお姉ちゃんだった
そして、泣いていた。
「オーチャン、落ち着いてきいてね。
弟が、なおが死んだの。。。」
びっくりして、言葉が言葉として
頭の中に入っていかなかった。
なおが死んだ。。。
やっと理解した時には
電話を切っていた。
全身の血が一気に下におりていって
目の前が銀色になった
何か言いたいのに、
のどがうまく開かない感じがして
声すら出なかった
体が震えて、
寒くて寒くて
怖くて怖くて仕方なかった。
死んだって。。。
なに??
もう会えないの?
声も聞けないの?
手もつなげないの?
どうしよう。
どうやって生きていけばいい?
そこからは実は覚えていない。
台湾人の彼氏の話では
朝方近くに家に帰ったら
オーチャンがベッドにいなくて、
浴室からシャワーの音がするから見に行ったら
オーチャンが服を着たまま
床にへたり込んで
冷たいシャワーを頭からかぶっていたらしい。
真っ白になって、全身が氷のように冷たいオーチャンを
急いで温めて着替えさせてベッドに寝かせてくれた
それから一ヶ月くらい、
オーチャンの中ではすっぽり抜けている。
友達がたくさんお見舞いに来てくれたんだけど
話しかけても反応しなくて
時々思い出したように泣き叫んで
ほとんど何も食べなかったらしい。
病院に連れて行こうとしていたある日
彼のお母さんがわざわざアメリカから来てくれた
ボロボロになったオーチャンをみて
たくさん泣いてくれた
そして、彼からの手紙を渡してくれた
そこには、今まで見たこともないような
弱々しい文字で何枚も書いてあった。
長い長い手紙だった。
そして優しい手紙だった。
オーチャンはその日一睡もしないで
その手紙と向き合った。
何度も何度も繰り返し読んで
そして泣いた。
たくさん泣いて泣いて、
次の日から笑えるようになった
お母さんが彼について、
彼のここ数年間について教えてくれた
彼は北海道の大学を受験するのを決めた年、
癌になった。
若い男の人がかかりやすい骨の癌だった。
オーチャンと連絡をとらなかったあの頃
彼は手術を受けていた
手術は成功したのに、
19歳で再発
若いから、そこからは本当早かった
彼のお母さんは
何回も彼にオーチャンを呼ぼうか??
と提案した
でも、彼はオーチャンにはオーチャンの人生があるから
と病気のことすら口止めしていた
それでも、
いつもオーチャンの話をしくれていたらしい
オーチャンは元気かなぁとか、
幸せかなぁとか、
自分が一番辛いくせに、
一回も泣かなかったって
お見舞いに来てくれた人に、
泣いている人に
明るく振舞っていたって
誰かの記憶の中の自分は
笑っていてほしいって
いつも笑顔だったって
亡くなる10日前
お母さんに最後にオーチャンの声が聞きたいって
お願いして、
オーチャンに電話をくれたのに
好きだって言ってくれたのに
オーチャン何て言った?!
笑ってごまかしたよね??
本当はオーチャンもすきだって言いたかった。
本当ごめん。
その話を聞いて、
心がばらばらに飛び散ってしまいそうなほど
苦しかった。
オーチャンにはオーチャンの人生があるからって。。。
違うよ?
なおが亡くなる瞬間まで
1時間でも5分でもいいから一緒にいたかったよ?
ちゃんと手をにぎって、目を見て
ずっと大切だったって、
ありがとうって、
大好きって伝えたかったよ?
ちゃんと受け入れるよ?
最期まで一緒にいられたなら
ちゃんと見届けたよ!
だから時間を戻して
彼に会いたい
彼からの手紙には
オーチャンを気遣う言葉であふれてました
そして、
「もうこれからはそばにいてあげられないし、
泣いてるオーチャンを慰めることも
手を握ったり、抱きしめることもできない。
でも、ずっと想ってるから!
俺は、オーチャンの笑った顔が好き
オーチャンの笑顔には周りを明るくしてくれる力がある
だから笑ってて欲しい。
これからは
俺が行けなかった場所、
俺が出来なかった体験、
俺が出会えなかった人たち、
みんなオーチャンに任せたよ!!
だから生きて!
たくさん笑って!」
だから、オーチャンはいつもたくさん笑うし、
いろんな場所にいって、いろんなものをみて
いろんな経験をして、
いろんな人に出会いたい
オーチャンの目を通して、
彼に届いてくれたらいいなぁって思う。
あれから6年。
いまだに時々胸が痛くなる。
ステキな景色に出会うと
彼に届けたくて
でも彼と一緒に見られないことが悲しくて、
胸が締め付けられる。
そして、
誰かに本気になることが少し怖くて
彼にも申し訳ない気持ちになる
だからいつも臆病になってしまう。
彼の死を目の前で見ていないから
まだ信じられない気持ちがあるけど
でも、少しずつ前を向けています。
あぁあああ!!
やっぱり何年たっても、
文章にしちゃうと泣けてきちゃうねww
センチメンタルにドイツで愛を叫んでみましたww
最後までご静聴ありがとうございました<(_ _)>