アルマーシュ・ギルバード


出身地不明のコーディネイター。

あることがきっかけで、

「Ω」のパイロットになる。

この物語の主人公。


16歳/178cm/56kg/type O

搭乗機体は「OT-V01X ガンダムヴァイス 」



ゾル・アーマライズ


「Ω」のリーダー。

世界を変革させるために

「Ω」を結成した男。


38歳/180cm/66kg/type A



ジャンク・ニード


「Ω」の整備士。

前大戦において、ミネルバの

整備士をしていた経験がある。

だが、あることがきっかけで、

ミネルバから序盤で離脱し、

新MSの開発のために「Ω」へ

所属を変更した。


34歳/173cm/60kg/type O



ゴウ・ライト


オーブ出身のコーディネイター。

X-EXEED第4部隊隊長。

X-EXEED訓練学校からの昇進。

両親が軍人だったことから、

自ら軍人として道を歩むことを決める。

両親は、メサイア攻防戦で死亡している。


21歳/180cm/62kg/type B

搭乗機体は「XE-D01 ベーシックガンダム 」


ディバーツ・インフレン


オーブ出身のナチュラル。

X-EXEED総合指揮監督。

顔にクロスの傷がある。

冷酷な軍人だが、その

確かな判断力で、総督の

地位までのぼりつめた。


49歳/176cm/68kg/type O

C.E.86 4.1 20:38



「こちらゴウ・ライト。


謎の機体を発見。御命令を!」


「・・・奪取しろ!


破壊しても構わん!」


インフレン総督は叫んだ。



アルマーシュ・ギルバードは、


プラントを少し離れた、


エリア 5-A に移動していた。


「あそこなら・・・暴れられる!!!」



彼の機体であるガンダムヴァイスは、


動力炉である、[ Drive ] を、


スピアデビル内で換装していた。


奪取に使用したのは [ OT-010 ロングドライヴ ]で


長時間の活動が可能だったが、


この戦闘で使用するのは、


[ OF-020 フルドライヴ ] だ。


この動力炉を使用することによって、


ロングドライヴに比べ、短時間ではあるが、


機動力、出力ともに向上する。



C.R.86 4.1 21:13


ゴウ・ライトの乗るフライトベーシックガンダムは、


エリア 5-A に到着した。


先に接近型のザクソルジャーを


ガンダムヴァイスのところへ


向わせてはいたのだが、


既に全機が破壊されていた。


そして、ガンダムヴァイスは、


砲撃型の5機を狙っていた。


「撃墜させるわけにいくかっ!!!」


ゴウはフライトベーシックガンダムで


砲撃型のザクソルジャーを援護した。


だが、時すでに遅し。


ザクソルジャー部隊も全滅だった。


しかも、ガンダムヴァイスは、


両腕部にある収納式中型実体剣


「OAA-01 インタイス ]で


全機を破壊していたのだった・・・


C.E.86 4.1 18:23


追跡をスタートしたゴウは、


余裕を少しでも持つために、


最新型量産MSである [ XA-1300OF ザクソルジャー type O ]


この機体15機と一緒に出撃した。


砲撃型、接近型、守備型と、


5機ずつをセットにしての戦法だった。



ゴウが何故、MSの腕がX-EXEEDで1,2を争うのか。


それは戦法の工夫にあったのだ。


もちろん、個人の技術も忘れてはいけない。



ゴウたちが出撃した頃、


Ωの戦艦がカモフラージュをといていた。


彼らはスペースデブリ大群の中に隠れていた。


彼らの戦艦は[ OXW-250F スピアデビル ]


アークエンジェルを基に造った、


最新鋭の戦艦である。



「聞こえるか、アルマーシュ。


なるべく早くスピアデビルへ戻って来い。


あっちも追跡をはじめたようだ。」


「了解。


ブースト出力最大!」


彼の機体は[ OT-V01X ガンダムヴァイス ]


世界を変えるために開発された、


歴史に名を残す、MSである。


「初の出陣にしては、


とても簡単だったな...


だが、後1機を奪取するかしないかは


俺の自由だ。破壊するもしないも俺の自由だからな。」


アルマーシュ・ギルバードの眼は


ガンダムヴァイス同様、


漆黒に輝いていた...