先週からコロナ新対策が施行され、

ワクチン接種をしていない人たちは

カフェに入れなくなりました。

 

店員と接触なしの

「お持ち帰り」のみとなります。

 

接種をしている友人が、

していない人達の経験をするために

ワクチンパスポート無しで

数件のカフェに行きました。

彼の感想は:

 

カフェA:

小さなカートが屋外に設置され、

接種をしている人もしていない人も

同じサービスを受けられる。とってもフレンドリー。

 

カフェB:

接種をしていない人は中には入れず、

飲み物の受け取りは外のベランダ越し。

自分が「汚い者」として扱われているようで

とても不愉快だった。もう行かない!

 

 

カフェで働く身としては

しんどいコメントです。

政府のお達しに従っているだけなのですが

得てして差別を作ってしまうのも事実。

 

屋外のスペースとカートを持っている

カフェAはラッキーですが、

カフェBや私のところはそんなものない!

 

新政策初日、

私も同僚も新ルールをすっかり忘れて

いつも通り

外に座っているお客さんに(2つテーブルがあります)

注文の品をサーブしていました。

 

もともと、外に座るのは

喫煙者、という理由からなので

ワクチンしたかしないか、は

関係ないのです・・・・・

 

ということは、

私たち店員はいつも通り

外のお客さんにサーブできる!

 

接触なし、というお達しも

体に触らなければオッケー、ということよね?

 

他のスタッフも

今まで通りに(サーブ)したい、ということで

私のカフェは従来通り

外に座るお客さんにも

注文の品を運ぶことにしました。

 

毎日来る常連さんたちなので、

いきなり「汚い者」扱いは無理です。

 

私たちがいつも通り接しているので、

常連さんたちもハッピーなようです。

 

新聞は

新政策でお店の店員たちが

お客からひどい扱いをされたという記事、

ワクチンしていないスタッフが去って

労働力不足、という記事で

にぎわってます。

 

ああ、私のところだけではないんだな、と

知って少し安心しましたが、

 

なるべく、皆が差別感を味わわず済むように
カフェのお客さんたちに
接していきたいと思っています。