喜劇をやった
笑いの繊細さを知る
少しでも間の感覚をミスればすぐさま無くなってしまう笑いの空気
その感覚を一度掴めた感じがしてすごく楽しかった
何もしない日
妹の習い事の発表会を見に行った
一生懸命頑張る年下の子の姿を見るのは感動で震えると言うよりかは真冬に肩まで湯に浸かったような心地よさがあり(自分でも何を言っているのかと思うのだが本当にそんな感じだったので笑わないで欲しい…)、妹の成長を実感した
陽をたくさん浴びたお陰か、たくさん人と会話出来たお陰か、今日のメンタルも安定して気分が良かった
非常に気分の良い一日だった
両親に連れられ外出したのが良かったのだろう
出発前は駄々をこねたが行ってよかった
レッスンも肩の力を抜いて受けられて、いつもの苦しさが嘘のようだった
ターンも自分の最大限を出せて嬉しかった
いつもこの調子だと良いのだが
セロトニンが足りないのかもしれない
毎朝日光浴をするべきかもしれない
嫉妬ってどうやって抑えるの?
どんなに仲よくても嫉妬してしまう
その子のセンスだけじゃなくて努力の結果だって痛いほど分かってる
でも悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて悔しくて堪らない
どうしたらいいの?
助けて欲しい…
何も考えられない
何も考えたくない
幸せになりたい!
ある階段の物語を拝見

夢を語る青年の偽りのない心、輝く眼差し
その夢は年月が経てど叶うことはなく、青年は歳をとり、愛は失われ、夢は消えた
長い時間が経って、かつての彼と同じように夢を語る息子の姿を見た時、彼の痛いほどの悲しみと後悔が伝わってきて胸が張り裂けそうになった
誰にも等しく訪れる老い、普段漠然と感じていた、その真の恐ろしさを突き付けられた
時代が悪いか?誰が悪いか?
誰に聞いたところで正解などないだろう
私は怖い、ただただ恐ろしいのだ
老いた者を笑ったとして、自身が老いた時、笑われるのは自分なのだ
若い者を傲慢と非難するのは簡単だが、自身が老いた時、私は自身の何を誇れるのだろう?

観て救われる戯曲ではなかった
ただ普段感じている息苦しさの要因を改めて考えさせられる戯曲だった 

自己肯定感とはどのようにして積み重ねられるものなのだろう
分からない、分からない
苦しいのだ、私は苦しいのだ
苦しい、苦しい…
助けてくれ…助けてくれ…
無性に悲しくなってレッスン帰りにバーガーキングに寄った
渋谷はハロウィンの仮装をした若者でごった返していて、彼らを愚かだと軽蔑するよりも、こういうことで楽しむ友人がいないことや、こういうこと自体を楽しいと思うどころか苦痛と感じる自分の性質を悲しく思った
叫び出したくたくなるような気持ちはポテトとナゲットを齧るごとに少しずつ落ち着いていき、満腹感で得た擬似的な幸福感を噛み締めた

全ての醜い感情から解き放されて海を揺蕩うように、この人生を人々に囲まれその愛に感謝しながら穏やかに生きていきたい
望みはそれだけなのだ…
モチベーションの低下が止まらない
やりたいこともなく、それを求められることもない
演技の先生が自惚れた演技をする者に対し「自慰行為」と仰られたが、それこそ私がここにいること自体が最大の自惚れで自慰行為の真っ最中なのではないかと思う
人生かけて自慰行為の真っ只中とはまさに道化といったところか
笑わせてくれる

ダンスの振りが変わった
初めのカウントが取れず何度も振りを間違えた
笑って誤魔化す私に先生が「自分でやらなきゃ誰も世話してくれないよ」と仰った
まさにその通りで返す言葉もなく、笑みが深まるばかりで、ただただ死にたいという気持ちが強くなった
生きているのが最大の恥であるとは誰の言葉だったか?
もうやりたくない
何の為にここにいるのだろうか
誰にも求められていないのに、他人に嫉妬ばかりして、努力もせず、私はなんて愚かで醜く恥知らずなのだろう
助けてほしい
誰か…
普遍的な死にたさ
落ちることも上がることもなく、ただ海に漂っているような気分

撮影待ちをしている間、撮影中の子の朗らかな笑い声がフロア中に響いて嫉妬で狂いそうになった
その子の性質や性格は努力ゆえのものだとは痛いほどわかっているのに嫉妬の感情がモヤモヤと湧き上がって叫び出して自殺したくなる
誰かを傷つけたいんじゃなく、ただ自分のどうしようもなさに直面して泣きたくなる
言ってもしょうがないとも分かっている
自分の努力次第で幾らでも変わると分かっている
自分が弱者だと主張して得することは何もないと分かっている
ただ辛い
ただ苦しい
実績もなく、実力もない、この自分自身でいることが苦しいのだ
ただ苦しいのだ
苦しい
苦しい
苦しい…