桐野夏生氏の『ナニカアル』を読み返しました。
桐野氏の小説はどれも、読み手を作品世界に
ぐぐっと引き込んでくれますが、本作はひと際です。
読売文学賞と島清恋愛文学賞のW受賞だそうです。
納得。
何か色々と、ものすごく染みます。
『OUT』や『ダーク』、『メタボラ』とは違った世界ですが、
長い旅行に行った読後感でした。
実は知人が以前、桐野氏にインタビューをしたそうです。
『OUT』の映画化で、LAにいらした際だとか。
「美人で、一々言うことが格好良かった。素敵な人だった」
とは、知人のコメントです。
桐野氏に会えたなんて、羨ましい。
ちょっと話はずれますが、学生時代に林芙美子の『放浪記』を読んだ際、
すごい空腹感に襲われて、一日五回くらい食べました。
ゼミ友も同じ状態になっていたので、逆ダイエット本と言えましょう。
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