徳を成し
材を達するには
師恩友益多きに居り
故に君子は交游を慎む
吉田松陰『士規七則』より
徳を明らかにして
人間を完成させるには
師の恩と友の益に
よるところが多い
だから立派な人は友を選び
交遊を慎むものだ
人生は「誰と」で決まる
自分という人間は
関わる人によって作られていく
誰を師とするか
誰を友とするか
選択することが大切です
今日は最良の一日
さきくませ
徳を成し
材を達するには
師恩友益多きに居り
故に君子は交游を慎む
吉田松陰『士規七則』より
徳を明らかにして
人間を完成させるには
師の恩と友の益に
よるところが多い
だから立派な人は友を選び
交遊を慎むものだ
人生は「誰と」で決まる
自分という人間は
関わる人によって作られていく
誰を師とするか
誰を友とするか
選択することが大切です
今日は最良の一日
さきくませ
歳寒くして
然る後に
松柏の彫(しぼ)むに
後(おく)るるを知るなり
『論語』より
寒さが厳しくなってはじめて
松や柏が他の木のように
しぼまないことがわかります
人間も同じ
うわべだけの人は
困難が起きた時に
本性を露呈し
芯のある人は
苦難の時ほど力を発揮する
吉田松陰は
雪中の松柏いよいよ青々たり
と言いました
逆境に立たされた時にはじめて
その人の本当の
値打ちがわかるんですね
今日は最良の一日
さきくませ
賤なれば
其の為さざる所を観る
『呂氏春秋』より
人は誰でも
貧して追い込まれた状況では
何でもしがちです
そういう時には
そのなさざるところを観る
つまりその人が
何をするかよりも
何をしないかを観れば
その人の「人物」がわかります
どれだけ困窮しても
やってはいけないことはしない
ということが大切です
ならぬことはならぬものです
今日は最良の一日
さきくませ