北米の小中高生を対象に、Penny Harvestというフィランソロピーの教育活動を長年行っているCommon Cents という素晴らしいNPOが、４月３０日（土曜日）に日本の大震災についての啓蒙、支援活動を行いました。ニューヨークママたちの会(Japanese New Yorkers and Moms United)の皆さんたちのお誘いもあり、私たち「ニューヨーク女性の集い」の仲間たちも数名参加させて頂きました。アメリカ人たちに混じって、WALKをされた方、ボランティアとして、会場整理やランチ係としてお手伝いされた方、活動の様子を撮影された方など、日本人たちもがんばっていました。
このイベントは、当初、Common Centsの活動２０周年記念のお祝いと同団体自身のファンドレイジングを目的として、何百人もの教師や生徒達が数ヶ月かけて計画していたものだそうです。
しかし、３月１１日の日本の大震災を受け急遽、日本の為のイベントに企画変更して下さったのです。
参加する米国の生徒や保護者の方々の多くは、マンハッタンを訪れるのも初めてで、ましてや日本との接点もあまりない人達がほとんどだそうですので、尚更このイベントを通していかに日本という国、人々、文化や震災について知っていただき、興味をもっていただく絶好の機会でもありました。
WALKは、午前９時１５分、PIER８４（１２番街、４３丁目）を出発、ハドソン川沿いを５キロ下りネルソンロックフェラー公園のゴールまでRUN、WALK、RALLYとなりました。
These two photos are taken by Kiyoko Uemura.
WALKの後、参加者は、トライベッカにある公立高校の校舎内に集まり、まず、被災地の現状報告がありました。そして、生徒たちが集めたお金を、生徒たちで協議して、どの団体に寄付するかを決めるという事になっていたので、まずは、その日本の３つの団体の代表者や代理の方から、参加者の前でプレゼンテーションがありました。
その３団体は、IVY国際ボランティアセンター山形、あしなが育英会、岩手ゆいっこです。
その後、皆でカフェテリアに集まり、ランチを食べました。ランチを用意して下さったのは、日系の業者さんたち（「ゴーゴーカレー」「Zaiya」、「伊藤園」、「FUJI ケータリング」、「Fifth Ave Chocolate」などで、アメリカ人の皆さんも日本食を美味しそうに食べながら、どの団体に寄付したいかなど協議していました。アメリカの子供たちは、こんな風に小さい時から、協議をする事を体験しているので、弁がたつのだなあと実感しましたが。
そして、ランチの後、それぞれの生徒グループが、どの団体を選んだかを発表し、支援金（約３万ドル）は、３つの団体で投票数の比率に従って分かち合いました。一番票が多かったのは、あしなが育英会でした。
小学生くらいの子供たちも混じっていましたが、ちゃんと論理立てて自分の意見を述べていたのは、感心でした。
そして、最後は、生徒たちも壇上にあがって、「上を向いて歩こう」と、もうひとつの歌をうたって、閉会。「上を向いて歩こう」は、日本語で歌っていたので、アメリカ人の生徒たちは、難しそうだったみたいでしたが。素晴らしい支援イベントでした。
今回集まったボランティアの皆さんたちです。ご苦労様でした。
このイベントは、当初、Common Centsの活動２０周年記念のお祝いと同団体自身のファンドレイジングを目的として、何百人もの教師や生徒達が数ヶ月かけて計画していたものだそうです。
しかし、３月１１日の日本の大震災を受け急遽、日本の為のイベントに企画変更して下さったのです。
参加する米国の生徒や保護者の方々の多くは、マンハッタンを訪れるのも初めてで、ましてや日本との接点もあまりない人達がほとんどだそうですので、尚更このイベントを通していかに日本という国、人々、文化や震災について知っていただき、興味をもっていただく絶好の機会でもありました。
WALKは、午前９時１５分、PIER８４（１２番街、４３丁目）を出発、ハドソン川沿いを５キロ下りネルソンロックフェラー公園のゴールまでRUN、WALK、RALLYとなりました。
These two photos are taken by Kiyoko Uemura.
WALKの後、参加者は、トライベッカにある公立高校の校舎内に集まり、まず、被災地の現状報告がありました。そして、生徒たちが集めたお金を、生徒たちで協議して、どの団体に寄付するかを決めるという事になっていたので、まずは、その日本の３つの団体の代表者や代理の方から、参加者の前でプレゼンテーションがありました。
その３団体は、IVY国際ボランティアセンター山形、あしなが育英会、岩手ゆいっこです。
その後、皆でカフェテリアに集まり、ランチを食べました。ランチを用意して下さったのは、日系の業者さんたち（「ゴーゴーカレー」「Zaiya」、「伊藤園」、「FUJI ケータリング」、「Fifth Ave Chocolate」などで、アメリカ人の皆さんも日本食を美味しそうに食べながら、どの団体に寄付したいかなど協議していました。アメリカの子供たちは、こんな風に小さい時から、協議をする事を体験しているので、弁がたつのだなあと実感しましたが。
そして、ランチの後、それぞれの生徒グループが、どの団体を選んだかを発表し、支援金（約３万ドル）は、３つの団体で投票数の比率に従って分かち合いました。一番票が多かったのは、あしなが育英会でした。
小学生くらいの子供たちも混じっていましたが、ちゃんと論理立てて自分の意見を述べていたのは、感心でした。
そして、最後は、生徒たちも壇上にあがって、「上を向いて歩こう」と、もうひとつの歌をうたって、閉会。「上を向いて歩こう」は、日本語で歌っていたので、アメリカ人の生徒たちは、難しそうだったみたいでしたが。素晴らしい支援イベントでした。
今回集まったボランティアの皆さんたちです。ご苦労様でした。
