個人レビュー
★★★★★
自分を変える方法ー行動を変えれば未来は変わる
なかなか一歩を踏み出せない。
このままじゃいけないとわかっているのに動けない。
「自分なんてこの程度だろう」
「若い頃に思い描いた理想は、もう叶わない」
そんな気持ちを抱えている方に是非読んでいただきたい一冊を紹介します。
無意識が人生を作っている
人の行動の95%は無意識に支配されていると言われています。
つまり、わずか5%の意識的な選択と行動によって、
その95%を少しずつ変えていくことで人生を変えることができるのです
同じような選択や行動を繰り返している限り、今のまま何も変わりません。
当たり前のことですが「突然、奇跡が起きて変わる」ことはないんですよね。
それでも人は変化を嫌い、元の生活に戻ろうとする力が働きます。
この仕組みを知っておくだけでも「続かない自分」を責めすぎずに済みます。
人が行動する理由は「快」か「痛み」
私たちが行動するのは、
・心地よさを求める時
・痛みを避けたい時
どちらかの理由です。
そして変化を持続させるためには、この「痛み」に結びつけることが大切。
「このまま行動しなかったら」、1年後・5年後・10年後も同じ自分か、
もしかしたら今よりも悪くなっているかもしれない…」
そう考えると、未来の自分が後悔する姿を鮮明に想像できますよね。
その ”怖さ”が強い意志になります。
ゴールの設定を変える
多くの人が「達成できるゴール」を目指します。
でも、それは今の延長線上で頑張れば届く範囲のゴール。
それでは自分は変わりません。
大切なのは「自分が変わらないと到達できないゴールを設定すること。
そのゴールに執着し続けることで、本当の変化が起きます。
「自らが源」で生きる。
「自分の人生を作っているのは自分」
この考え方を持てるかどうかで、世界の見え方は大きく変わります。
誰かや環境のせいにする”被害者意識”ではなく、
「自分次第で変えられる」と信じる”自責の意識”を持つこと。
前提条件×行動量=結果
不可能に見えることも、前提条件を変えれば可能になる。
全ては自分の選択次第なのです。
まとめ
多くの人は、どこかで自分の可能性を諦めています。
「いつか何かが変わる」と待ち続ける人もいるかも知れません。
ですが、行動しない限り何も変わりません。
無意識の習慣に流されるままでは、時間だけがすぎてしまいます。
著者は最後にこうエールを送ってくれます。
「自分を変える勇気さえあれば、あなたはどこまでも行ける」
ぜひこの本を手に取り、自分を変えるきっかけを掴んでみてください。

