この5年の間で


がん

に対して

世間の感覚が変わりつつあると
すごく感じていて


毎日マスコミで

あの人が
胃癌になった

白血病だ

乳がんで手術だ


5年前はそんなことなかったな

癌になったこと(罹患という)
ひたすらに隠すのが
普通だったような

タレントさんでも
公表している人が
多くなかったと思う


今は罹患したら
直ぐ告白

ってムードなので

それだけ人数が多く確認されてる現実

なんだなぁ〜と思う


ただ、まだ一般にそのムードが薄くて

隠して治療している人が
驚くほど多い

治療の副作用があっても
黙って耐える

どこかが痛くても
言えない

そんな現実

実は私も最初の2年隠してた

でも、どこからか漏れ出し
死んだ事になっていたりした

泣けるほど悔しかった

ある時、新聞にリリチャを
取材したいと言われ
本名でないと記事が書けないと
言われて、お断りした記憶がある

今ならきっと直ぐに
名前を言えたのかもしれない
※私の主観です

あの時は、言ったら
その後どうなるのか
怖くて言えず

自営業だから
言ったら
仕事がなくなるかも?と
ビビって隠して治療してた

でも、2回目の新聞取材依頼の時

ずーっと隠してやっていく事は
無理なんじゃないかと
思い始めた

そう思うまで
2年程かかった

ちょうど、抗がん剤で
抜け落ちた髪が
超ベリーショートになった頃だったかな

言っても、もうすでに
現実は何も変わらなかったけど

自分のメンタルが
変化したので
それは、良かったと思う


でも再発したら
どうするのかは
まだ、決めかねている


私が10年生になる頃

一般の人も
普通の会話で
罹患したこと
話せる社会になれば良いな

そう思う、6年生の始まり