エンドレス修学旅行記

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京都へのこのこと流れ着いた東男のぶろぐ

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安倍晴明

安倍晴明というのは架空の人物だと思っていた。私にとってはハリーポッターや、ルークスカイウォーカーの様な存在だった。それはきっと幼い頃、それらの映画が同じ枠で放送されていたからだろう。京都に来たばかりの頃、堀川通沿いに「晴明神社」なるものを見つけてとても驚いた。実在したのかと、、。例えば、スターウォーズのヨーダが実在したら、多くの人は目を疑うだろう。私にとってみればそういう事である。そこから安倍晴明への興味が湧き始めた。

そこでとりあえず安倍晴明で検索をかけてみた。そしたら、母親は狐の化身 葛の葉 という人物? 狐であるという。せっかく実在したとわかり近ずいていた私と安倍晴明の興味がまたぐぐっと遠のいた気がした。しかし、そう言った狐が母親であると陰陽師というのも少し納得である。そこで思うのは、平安の世は狐の子である晴明に対して冷たっかのではないか、イジメはなかったのだろうかというよくわからない心配である。1000年も未来からイジメの心配などされても何もならないものではあるが、、。

そして、改めて晴明神社を訪れた私は少しがっかりした。どことなく新しく、商業的な匂いがする神社であったからだ。しかも門はリモコンで開くという、、。だが改めて晴明について調べると門がリモコンで開くという点が私をワクワクさせた。晴明は式神と呼ばれる小さな鬼の様なハリーポッターの座敷しもべの様なものを使っていたという。平安時代に晴明の邸宅があった頃、門が勝手に開いたり、閉じたりしたという式神伝説が今も伝わる。実はリモコンなどではなく、今も式神達が門の開け閉めしているのでないか、、。それとも、晴明は平安の世からリモコンを使っていたか。ふたつにひとつである。