ある日、お友達のSちゃんと話してたら、
”朝日が見たいわーん!しかも日の出が見たい~~~!!
”
とうるさいので、じゃあ行こか~と、2人でGoogle Mapを見ながら、NYからサンライズが拝めるスポットを一生懸命探しました。笑
完全にノリが中学生です。
マンハッタンはビルが多いので、ビルの谷間からの日の出じゃなくって、海から上る太陽を拝めるスポットを吟味した挙句、スタテンアイランドっていうマンハッタンからフェリーで30分の島まで行くとおそらくバッチリ見えるだろうということになった。
あれはそう、晩秋のNY、気温はすでに5度以下というめっちゃ寒い日。気合いいれて、早朝4時に Sちゃんとスタテンアイランド行きのフェリー乗り場で集合することとなった。もちろん真っ暗だけど、他のマンハッタンエリアと違って夜遊びプレイスもないので、人も少なく怪しい人しかいない。
しかもお金をケチって、地下鉄とバスを乗り継いで行こうとした、わたすがバカだった。
薄暗い深夜の地下鉄
地下鉄でやっとこさダウンタウンまでたどり着いて、次はバスに乗り換えだ~とバス停に行くと、何やら行列が出来ておる
なんとフェリー乗り場までのバスが急にキャンセルになってしまったらしい。。。おい! (テキトーすぎるだろ。。)
ダウンタウンのはずれでタクシーもめったにこないので、同じく待ってる人達と4人で相乗りしよ~ぜ

ってことになった。(もち知らない人同士)
タクシーを待つ事数十分。。さ、さぶい。。。かじかむ手足。。
やっと来たイエローキャブ!
4人でガッツリ乗り込んだ。
やった~これでやっと辿り着ける~~

と思ったのも束の間、

なんと、キャブドライバーが、
”
ていうか、あんたら相乗りだろ! 相乗りなら追加料金払ってや! 嫌ならとっとと降りてーな!”
と、言いやがった

たまに当たるクソキャブですね。
ここで、タダでは引き下がらないのがニューヨーカー。
”
俺たちは、職場の同僚なんだよ!何バカ言ってんだよ、さっさと走れやっ”と言い返す。
しつこいキャブドライバーは、
”じゃあ、あんたら住所と出身どこだよ、言ってみなよ?” とあくまで強気。
ちなみに同乗者たちは、ダンサー風のラティーノの若い女性、ムスリムの布を巻いたおばさま、労働者風の黒人の若い男、そしてヒョウ柄の耳当てをしたアジアの変な女(私)。。。
あ、、、どう見ても共通点ないよなw
ここで、ニューヨーカー達キレる。。
”
出身がどこだろうと、ニューヨーカーには変わりないだろ?”
”あんたもここで仕事してるんなら、ニューヨーカーだろ?”
”同じニューヨーカーからぼったくってんじゃないわよ!”とまくしたてると、
”
知らんがな、さっさと降りるか、金払え”
とのたまったドライバー。

みな、フェリーの時間がおしおしで、次を逃すと間に合わないことを知ってるので、しゃーなくエクストラで払う事となった。(もう酷過ぎ!ぷんぷん!)
ふつーに払うより軽く3倍ボラレました

しかも、そのとき同乗した1人の黒人の若い男が、まとめて払ってくれたんですが、
降りた後、他の人が自分の分を払おうとすると、
”Never Mind" (気にしないで)
とサラッと言って、お金を受け取らないんですわ。
”いやいや、払うし” と言っても、頑として受け取らない。
同乗した1人が、”私の名前はジェイミーよ、あなたの名前は?” と黒人の彼に聞いた。
イメージです
”名乗る程じゃないよ、Have a nice day 良い日を!”
と、颯爽と去っていった。
残された私達3人は、きっと同じ事を思っただろう。
とても心があったかくというか、熱くなる出来事でした

わたしなんて、プンスカ怒ってるだけで、他の人を気にする余裕なんてなかったというのに。。自分もヒドい目にあってるのに、見ず知らずの他人に優しく出来るなんて

しかも夜勤明けぽくって、チョ~お疲れぽいやん!?
super coolな黒人の兄ちゃん!きっと良い事があるよ~わたしが保証するよ!
ありがとう!
そんなこんなで、Sちゃんとやっと合流。
なんか朝っぱらから色々あったので、すでに一仕事を終えた感が。笑
でも、わざわざフェリーにのって見に行った朝日は最高


昇る朝日に誓いました。
”どんなに、悪人に足を引っ張られようとも、私も今朝の黒人の彼のように、クールな人間になりますわっっ”
と。
こういう出会いがちょいちょいあるとこが、NYの良いとこやな。
