頻尿で悩んでましたが、病院へ行かず自力で治せました。

46歳会社員の中年男です。
少し前トイレの回数が徐々に増えていき、とある日、
数えてみると1日最高16回行ってました。

日中のみでです。

日中で16回トレイに行くというと1時間もちませんw
私の場合、午前中に集中してたので、
午前は常に20分間隔で尿意を感じてた状態でした。

しかも、強烈な尿意です…。

その尿意に素直に従い、すぐにトイレに行って、
便器の前に立ち、いざ、排尿しようとすると…


出てこないんです…。

微動だにしないんです^^;


一生懸命、見つめて、


待つ事
5秒…


じわぁ?と尿道を通るオシッコを感じ、やっと

チョロチョロっと出だします(^^;)


そして、そのままチョロ?っと出て、終わり。

いったい出尽くしたのか、まだ出るのか、

自分でも分からず、しばらく待ちますが…

今度は待っててもチョロっとも出ないので、

残尿感たっぷりでパンツを上げチャックを締めて…

トイレを出る。

そして20?30分後に、再び尿意を感じる…の繰り返しでした。




なので、何か行動する前には必ずトレイへ行くのが日課で、
朝、起きたらトイレ、家出る前にトイレ、電車に乗る前にトイレ、
駅についてトイレ、コンビニでトイレ、会社でトレイ…。

常にトイレを視野に入れ行動するようになっていました。
当然、仕事にも影響が出る始末です。

営業職なので商談中にトイレってナカナカ行けません。
何とか1回行くのが限界です。

でも、商談によっては1時間、2時間続くことは当たり前です^^;
そうなると、もう生き地獄…。

本気で大人用おむつをする事を考えました。


そして、さすがにコレじゃマズイ!!と思い、
排尿トラブルを改善しようと試みたのです。

ただ、病院へは行かずにです^^;

理由は怖いから(^^;)

病院で使う銀色の細く尖った器具を尿道に入れられ、
自分が悶絶する気がしたからです(^^;)

実際は、まったくそんなこと無いんですけどね(^^;)

まずは自助努力で頻尿改善にトライして…
ダメなら泌尿器科に行こうと決めました。

因みに、泌尿器科へ行くと、尿検査で尿の成分やその性質の分析で
血液や白血球、細菌が混じってないかを調べ、おおよその原因が
分かるそうですョ。

場合によっては、超音波検査、尿流の測定などしていきますが、
検査の痛みは無いようです(^^;)

ただ、ウロダイナミクス検査法と言って、尿が膀胱から
尿道を通って排尿されるまでを総合的にチェックする検査が
ありますが、これはカテーテルを体内に入れるようです。
カテーテルとは管です^^

このように、行った先の病院で検査方法が変わるので、
ちょっと怖いんですよね^^;


とにかくまずは自分で治そうと思って、医学書からネット、
医療関係の知人や紹介者などいろんなツテを使い、
中高年の排尿トラブルについてあらゆる角度から聴いて♪
自分なりに調べてみました。

すると、ある仮説にたとどりつきました。

『脳の誤作動』で頻尿になってるのではないか…
と言う事なんですが…。

どういう事かというと、通常、膀胱には300?500mlの尿をためれますが、
だいたい200?400mlたまると膀胱壁にあるセンサーが
『そろそろ排尿しましょう』と脊髄を通って脳に知らせます。
これで『尿意』を感じ、トイレに行くのですが…

私は、自分の膀胱センサーが誤作動してるのではないか…
と思ったのです。

例えば…
膀胱にはまだ100mlしかたまっていないのに、
脳が誤作動を起こして、勝手に『尿意』を感じてるのではないか
と言うことです。

実際私の場合トイレに行っても、チョロチョロしか出てなかったので(^ ^;)


そこで私は、尿意を感じてもすぐにはトイレに行かず、
少し我慢してみる事にしました。


ただ根性で我慢すれば良いわけではなく、尿が漏れないように
バルブの役目を果たす尿道括約筋、膀胱から尿道へ尿を送り出す時の
平滑筋、骨盤底筋などの深層部にある小さい筋肉を鍛える必要が
ありました。

ピンポイントで鍛えるのは難しいので、骨盤底筋を鍛えることに
したのです。

骨盤底筋とは立った状態の人間の胴体の底にある筋肉で、
臓器が下に落ちないようにガードしてる筋肉です。

3層構造になっていて、しかもその端は骨にがっちりつながってるので、
丈夫なんだそうです^^

ちなみに3層構造の内訳は、

『内骨盤筋膜』

『肛門挙筋』

『会陰筋』

という筋肉です。

このうち動かすことができるのは、『肛門挙筋』と『会陰筋』で
『内骨盤筋膜』は動かせません。

そこで、動かせる『肛門挙筋』『会陰筋』を動かす事で、
骨盤底筋を鍛えようという事です。

でも『肛門挙筋』『会陰筋』を動かすと言っても、
どこにあるかも分からないので動かしようが無いと思います。

ちょっと難しい名前の筋肉がまた出てきますが^^

『肛門挙筋』『会陰筋』は『肛門括約筋』『尿道括約筋』
とつながっています。
『肛門括約筋』『尿道括約筋』とは尿道、膣、肛門を締める筋肉です。

つまり尿道、膣、肛門を締めることが骨盤底筋を鍛える事になるのです。

『なんだ最初から尿道、膣、肛門を締めて鍛える』って言えばいいじゃん^^
って言われそうですが、身体を鍛える時、鍛える部位のイメージをする
事が大事なんだそうです^^

腹筋するときも腹筋を意識しながら腹筋すると
効果が増大するらしいんです。


なので、あえて回り道してみました^^;


そしていよいよ、骨盤底筋を鍛えていくわけですが、
やり方はシンプルで単に

『肛門をギューッと引き締める』だけです^^


ただ…締め方のポイントがあります。

『肛門が中に入る感じ』で締める。

『締めて上にあげる感じ』で締める…です。

分かりますか?


別の言い方をすると、
『胃の方へ引き上げる』イメージで締める。
『おならを我慢する』感じで締めるです^^


この締め方がとっても大事なんです。

間違っても「便をするときにイキム」とは違いますからネ。
「便をするときにイキム」は尿漏れを悪化させてしまいますので
NGです^^

それと引き締めた時、腹筋やおしりの筋肉が動くのもNGです^^
腹筋やおしりの筋肉を動かさず、
あくまで肛門を胃の方へ上げるのみに集中しましょう^^


正しく引き締めて…ゆるめて、また引き締めて…と繰り返しましょう。
最初の目安は5秒引き締めて緩める。
これを5回くらいで良いです。

慣れてくれば引き締め時間を長くし、立ってても、座ってても、歩いてても
正しく引き締めてみましょう^^
運転中の信号待ちで…
台所仕事中に…
オフィスでパソコン作業中に
会議中なにげに…

日常のあらゆる所で骨盤底筋を鍛えていきましょう^^




私はこの骨盤底筋体操を開始してすぐ、みるみるトイレの回数が減りました。

私の排尿日誌も記述しておきますネ。
(AMは午前、PMは午後、数字は排尿回数です。)

1日目 AM10 PM6
2日目 AM10 PM6
3日目 AM9 PM4 骨盤底筋体操開始
4日目 AM6 PM5
5日目 AM5 PM4
6日目 AM5 PM4
7日目 AM3 PM4
8日目 AM5 PM4
9日目 AM5 PM4
10日目 AM5 PM4
11日目 AM5 PM4
12日目 AM5 PM4
13日目 AM5 PM4
14日目 AM2 PM3
15日目 AM5 PM4 ノコギリヤシ
16日目 AM5 PM4
17日目 AM4 PM3
18日目 AM4 PM3
19日目 AM4 PM3
20日目 AM4 PM3
21日目 AM2 PM3
22日目 AM4 PM3
23日目 AM3 PM3
24日目 AM4 PM3
25日目 AM4 PM3
26日目 AM4 PM3
27日目 AM4 PM3 
28日目 AM2 PM3
29日目 AM3 PM3
30日目 AM3 PM3


排尿日誌をつけて3日目から骨盤底筋を鍛えはじめたのですが、
地味にその日のうちに効果が出始めています。

すごくないですか?

そこから見る見る回数が減っていきました。
いまでは頻尿の目安回数と言われる7回以内で治まっています^^

ちなみに7日目14日目21日目28日目は日曜なので参考にしてません。
昼間で寝てたりして極端に回数が減るので^^;


ぜひ、頻尿に悩む中高年男性にお役立ていただければと思い、
書いてみました。

骨盤底筋体操オススメです。


追伸:
骨盤底筋体操で回数は減り、排尿時の勢いも多少良くなりましたが…

最後の最後、出しきる時の

『ポタポタ…』だけは治りませんでした^^
オシッコし終わって最後、切るときのポタポタの事です。


βアドレナリン受容体刺激薬という薬があって、
膀胱の筋肉をゆるめ、尿道の筋肉を締め、
排尿時ジョーっと出て…ピタッと止まるようにする
薬があるのですが、副作用が怖いのと、

そもそも薬なので^^
病院に行かなければ手にはいらないので…
これも、まずは自助努力で治すことを考えました。


とりあえず兼ねてから気になってたノコギリヤシにトライです。

15日目からノコギリヤシを飲みました。
骨盤底筋体操の時のように即効性はありませんが継続して
4粒づつ飲んでると50日後から、あきらかにポタポタ回数が減りました。

具体的にはその当時の状況は、
全体の排尿回数は、平日で6回か7回くらい、
休日で5回くらいでだいたいおさまるようになっており…。

この内ノコギリヤシを飲む前は、
ほとんどの回で最後キルときポタポタ状態でしたが、
飲み始めて、50日後(排尿日誌65日目)くらいから、
ポタポタ回数が半分程度に減ってきたのです。

これがノコギリヤシの影響なのか、
骨盤底筋体操を持続してでた効果なのかは
不明ですが、明らかに改善できたので、
頻尿、残尿感、尿漏れに悩む中高年には良いと思います。


ちなみに私が試してるノコギリヤシはこれです↓



今は180日以上経ちましたが、排尿回数平日で6回か7回くらい、
休日で5回。最後のポタポタほとんど無くなりました。

ノコギリヤシは120日まで毎日、1日4粒飲んでましたが、
それ以降は徐々に減らしていき、今は飲んでません。

骨盤底筋体操も、思い出した時にやるくらいです。
おしっこの切れが悪かったり、出るまでに時間がかかる事ありませんか?


思い当たる人はもしかすると…


前立腺肥大症になってるかもしれません^^;


前立腺肥大って、おじいいちゃんがなる感じですが^^;


地味に中年男性のほとんどが前立腺肥大になってると
言われています。

くるみ程度の大きさの前立腺は30代半ばからだんだんと
肥大化していき、年齢とともに大きなり70代になれば、
ほぼ100%の男性が前立腺が肥大してるらしいです。

70代の男性は全員、前立腺が大きくなってるんんですね^^;


では…

前立腺が大きくなると、なぜ尿の切れが悪くなったり、
出るまでに時間がかかるのか…。

単純に言うと、前立腺が大きくなると尿道を圧迫してしまう
からです。

前立腺の中を尿道が通ってるので、前立腺が大きくなると
中の尿道が圧迫してしまう…と言う事。



分かりにくいですよね^^




イメージ的には、例えば…

果物のキウイにストローを差した状態をイメージしてみてください。
キウイにストローを、ブスッとさして貫通してるイメージです。

この時のキウイが『前立腺』で、ストローが『尿道』です。
そしてストローの中を『尿』が流れるイメージです(^_^;)


前立腺肥大とは、このキウイが大きくなってる状態なのです。

この時の『大きくなってる』とは…

ガサ(側の大きさ)が大きなると言う意味もあるし、
中の果肉もギュッと大きくなるイメージです。
キウイの密度が増す感じなんですね。

これが『前立腺肥大』のビジュアル的なイメージ。

何らかの理由でキウイが大きく…
そして…
果肉も内側に大きくなっていく…。

当然、キウイの中にあるストローは、だんだん押しつぶされてしまい、
その中を流れる尿が、目詰まりして、出にくくなってしまいます。

これが前立腺肥大症なんです。


実際の具体的な症状は、
(1)排尿後、尿が残っている気がする…残尿感
(2)1日8回以上排尿する、頻尿
(3)尿が細く途中で途切れる尿線途絶
(4)一気に尿意をもよおし、我慢できなくなる尿意切迫感
(5)チョロチョロ尿の勢いが弱くなる尿勢低下
(6)グッとおなかに力を入れないと尿が出てこない腹圧排尿
(7)夜中寝てても何度もトイレに起きる夜間頻尿

おしっこのキレが悪いだけじゃなく、これだけの症状が
前立腺肥大症の症状と言われています。

骨盤底筋を鍛える程度で改善する人もいるし、
そのまま症状が悪化する人もいるそうです。
夜間頻尿は昼間の排尿量を増やすと治ると思っていませんか?

夜間頻尿には単なる『頻尿』と違い、いろいろな原因が
あるらしいです。


例えばホルモンの分泌異常。

人は寝てる時は抗利尿ホルモンが分泌され
腎臓が水分を回収して尿を減らすようにしています。

このホルモンの分泌異常があると昼間の排尿量を増やしても
夜間頻尿は治らない事があります。

血液検査で抗利尿ホルモンが測定できます。

基準の値は0.3?4.2pg/mlです。

薬の影響で測定値に影響を及ぼすので検査前に医師に
申し出ましょう。

口が渇いたり、ネバネバしたり、色のない尿が出るようになると
抗利尿ホルモンの分泌異常が考えられるそうです。

医師に相談しましょう。

泌尿器科はもちろんですが併せて腎臓内科にも診てもらうと
良いです^^