
な、な、なんと。
療育手帳については、国から知的障害に関する判定基準が示されていないため、自治体ごとに交付対象の範囲にばらつきがあり、手帳所持者が他の自治体に転居した際に判定に変更が生じることがあるのだとか。
ソウダッタノカ。
県をまたいで引っ越したら判定し直しなの???
変わるかもしれないの???
びっくりです、、、
われらが神奈川県の基準はこちら。
この「指数」がIQとかDQとか呼ばれているものだと思っていたのですが、それは明記されていませんね。
りょうへいは、手帳取得のための検査で「指数」が21以上35以下と判定されたので、A2の療育手帳を取得しています。
A2は、障害の程度が「重度」となっているので、りょうへいを説明するときには「重度の知的障害をともなう自閉症」としています。
18歳になり、児童相談所の管轄でなくなった時の判定で取得した手帳を、一生使うのだそうです。(なので、写真はずっと若いままなのだそうです)
これだけ楽譜も読めてピアノが弾けて、何故重度の知的障害かといえば、それは、主に言葉の問題です。
手帳の判定のための検査は完全分離で行われたので、内容はほとんど知らないのですが、ある程度は検査後に教えてもらえます。
りょうへいができなかった項目としては、
「途中まで書いてある絵の残りを完成させる」
→その絵そのものを書き写してしまう。
「絵の中でおかしいところを指摘する」
→その絵の内容について説明をしてしまう。
など。
質問の意味が分からないので、答えられないのです。
ほかには、
「これは何をするもの?」が説明できない。
例えば、えんぴつなら字を書くもの、など。
名詞で答えられる質問なら答えられることもあるのですが、何かについて説明する、というのは難しい。
視覚的に分かりやすい問題ができていても、言葉の面で足を引っ張った結果、A2になった、ということのようです。
(同じA2でも、すらすらと会話できる方もいらっしゃるようです)
この、知的に重度の障害であることが、ピアノを練習する上で支障になったかといえば。。。
あまり関係なかったような気がします。
それよりは、褒められる気マンマンでレッスンに行ったのに、演奏を直されて癇癪の方が大変でしたね。
レッスンなんて、より上手になるための方法を教えてもらうためにあるはずなのですが。
りょうへいにとっては、自分の練習の成果をみてもらって褒めてもらうための場所だったのでしょう。
それは今でも変わりません。
でも、最近では、言われたことをちゃんと聞いて直せば、よりかっこいい演奏になる、ということが分かってきているように思います。
なので、昔ほどは癇癪を起こすことなく、レッスンが受けられています。
これは、YouTubeに上げた中で1番昔のレッスン動画です。中学2年生くらいです。
めっちゃ、多動
今は大分と落ち着いてきているんだなぁって思いました。