こんにちは

重度の知的障害をともなう自閉症の息子は現在19歳。
今朝も、Eテレの「いないいないばぁ」という番組の「ぐるぐるどっかーん‼️」を見て、大喜びで一緒に踊っていました

19歳の体を着た、精神年齢3歳児。
幼児のようなかわいさと、青年のキリリとしたかっこよさ(親バカ)をあわせ持っていて、飽きの来ない楽しい育児が続いております。
↓一応、キリリとした「かっこいい」時の顔を乗せておきます(`・∀・´)








りょうへいは、地域の小学校の支援級に在籍していました。
入学当時のIQは40くらい。
少し前まではIQ(DQ)で判断されて、自動的に養護学校に行かされてたようですが。
うちが小学校に上がる頃には、各家庭の意向が反映されるようになっていました。
言葉が全くなく、こだわりも強かったりょうへいは、養護学校と地域の学校の支援級の2択でした。
どちらがいいか、というのは「行ってみなくちゃ分からない」。
支援級は、担任の先生の力量、校長の考え方に大きく左右されるので。
地域の小学校に見学に行った時の支援級の先生がとても情熱のある方で、この先生に見てもらったら伸びるだろうなぁ、と思いました。
いざ入学してから本当にその先生がまだいてくださるかは、賭けのようなものでした。
うちの地域の養護学校は本当にゆるくて。
小学校1年生のうちは、学校に慣れるのが目的なので、「新しいことは何もしない」のだそう。
それは避けたかった。。。
結果として、見学の時の地域の小学校の支援級の先生は、入学した時にもいてくださいました。
入学前は、えんぴつで線を書くのも難しいほどだったのですが、小学校1年生の1年間で、ひらがなや数字、色の名前など、たくさんのことを覚えて帰ってきてくれました。
養護学校だったらどうなっていたか、と思います。
養護学校が、もっとしっかり勉強らしいことをしてくれたらいいんですけど‼️‼️
小学校の普通級の中にも、困り感のあるお子さんはいますよね。
集団生活の中でいろいろな問題が浮上してきても、学校は検査をすすめて、数値に異常がなければそれで終わり。
そういう話を聞くたびに、「何で‼️」という思いでした。
困った子は困っている子なのに。
もう、本人も周りも困っているのに、数値だけ見て「正常」だったら支援なし
異常だったら支援級に追い出して解決


結局、何もしなくてもいい理由を検査に求めているだけ





そんなことより。
どうしたら、その子の困り感が減るのか。何に困っているのか。一緒に考えてあげればいいのにねぇ。
「専門性は見立てや支援であって、検査結果ではない」←ほんと、それな‼️
というこの医師のTweetを見て、思ったことをつらつらと書いてみました。
★
しかし、なぜ、教育や保育の関係者は「児童精神科医の見立てを聞いてきてください」じゃなくて「児童精神科でWISCやって、数値を聞いてきてください」と言うのだろう?「専門性」は「見立て」や「支援」であって、検査結果ではないのだけど。
— Tokio Uchiyama (@TokioUchiyama) 2021年11月8日
追記
何だろう?
ちょっとバズってる?
バズったら宣伝してもいいって聞いたので。
現在、再生回数1番と2番の動画でも貼りつけておきます。
↓地域の中学校で、通常級を含めた3年生全体合唱の伴奏をした、支援級のりょうへい。
↓これは、1年前に出した動画です。
小学校に上がる前、ひらがなも読めない頃からピアノ教室に通っていました。
バイエルから一つひとつ積み上げました。
知的障害があるからって、単純作業が毎日できればいいってもんじゃあないでしょう❓
って思ってたので。
本人が楽しみながら頑張れることを、いろいろ探した結果です。