こんにちは

知的障害をともなう自閉症の息子りょうへい(高2)が、クラシックピアノに取り組んでいる様子を、母目線でお伝えしよう、というブログです。
(今回の記事は、いつも読んでくださっている方はもう分かってくださっている内容だと思います。)
何だか昨日から、地味にアクセス数が増えているなぁ、とは思っていたんです。
その原因は、もしかして、これかもしれません。
彼のことを調べたくて、こちらに迷ってこられたのかな

私は、この番組に気づいていなくて見ていませんが、ツイッターに載せられている動画で、彼のピアノを弾いているところを少し見ました。
やっぱり、めっちゃ楽しそう

彼は、1度聴いたメロディーをすぐに再現できてしまうタイプですね。
(自閉症でピアノを弾いている、という方は、大体そう見たいですけど。)
りょうへいは、そういう力は持っていませんが、ピアノの前に座って、音楽の世界に入った時の、表情の輝きは、同じだなぁ、と。
彼からあの笑顔を引き出しているのは、やはり生のピアノだ、と。ピアノに出会えてよかったね、と心から思うのです。







りょうへいがピアノを弾くって言うと、大概、
「絶対音感とかあるの❓」
とか聞かれますが。
りょうへいは、絶対音感もない、字も読めない、(数字も知らない
)どころか鉛筆も上手に持てない、という状態からピアノを始めました。

いつか発表会のステージに立てたらいいなぁ、という漠然とした願いを持ちながら、バイエルの1ページ目からコツコツ積み重ねました。
バイエル上下巻、ブルグミュラー、ソナチネ
と、気がついたら進んでいて、発表会のステージにも立てるようになりました。
(1つひとつの教本を卒業する時は、うれしかったなぁ
)

こんな風に、日々の練習を積み重ねて、ピアノを楽しんでいる自閉症の子もいるよ、ということをとりあえずお伝えしたい、と思ってこの記事を書いてみました

これからピアノを習う方には、周りと比べないで、決して焦らないで、「ピアノ(音楽)を楽しいと思う気持ち」を育ててあげてほしいなぁ、と思います。
彼が、今1番気に入っている曲です

通常級の皆さんと一緒の中学の合唱祭の「3年生全体合唱」で、ピアノ伴奏もできました

そして、、、今はこれに向けて練習中
